21日、雷丘(いかづちのおか・いかずちのおか)に古墳があったことが判明、多数の埴輪(はにわ)が発見された。
古墳自体は削られてなくなっていたが、奈良文化財研究所は「10m四方ほどの方墳か」と推測している。
なお、雷丘には、雄略(ゆうりゃく)天皇の命で雷神を捕まえた、小子部栖軽(ちいさこべのすがる)の墓があったと伝えられている。
● 小子部栖軽(ちいさこべのすがる) ●
伝21代天皇・雄略天皇の近臣。小子部氏の祖。神八井耳命(かみやいみみのみこと)の子孫。天皇の命令を勘違いして子供をたくさん集めて養育し、雷神捕獲にも活躍、雷の名を与えられ、雷丘に葬られた。(『国史大辞典』『日本古代氏族人名辞典』吉川弘文館 参照)
●雷丘●
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