笠置山(京都府笠置町) | ★☆☆★☆★☆歴史タイムッス☆☆☆☆★★☆古今東西歴史関連記事リンク集

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日本史娯楽検証物語サイト「歴史チップス」執筆のネタ探しとして日本や世界のメディアや個人・企業サイトから歴史関連記事リンク集を作成(リンク切れ御免)。また、「古今チップス(旧歴史タイムズ・現歴史タイムス)」の2005年11月~2014年12月のバックナンバーも掲載。

 20日、笠置山(かさぎやま)で鎌倉後期~南北朝時代のものと思われる堀跡などが発見された。
 笠置山は元弘の変(乱)で後醍醐天皇が立てこもったことで知られる山である。[京都新聞]



● 千早・赤坂城の戦い ●
 http://www.geocities.jp/rekishi_chips/kyuchi1.htm

● 元弘の変(げんこうのへん)・元弘の乱 ●
 元弘元年(1331)、先の正中(しょうちゅう)の変にも懲りずに後醍醐天皇は再び倒幕の計画を練るが、近臣・吉田定房(よしださだふさ)が幕府に密告、日野俊基(ひのとしもと)・文観(もんかん)らは逮捕され、危険を感じた後醍醐天皇は京都を脱出、山城笠置山(かさぎやま)で挙兵するが、敗れて捕らえられ、隠岐へ島流しにされた(元弘の変)。しかしこの後、楠木正成(くすのきまさしげ)ら悪党の活躍や、足利尊氏(あしかがたかうじ)・新田義貞(にったよしさだ)ら有力御家人の裏切りによって鎌倉幕府は崩壊した(元弘の乱)。「歴史チップス基礎用語集」より)

● 後醍醐天皇(ごだいごてんのう)・尊治親王(たかはるしんのう) ●
(1288-1339) 伝96代天皇(在位1318-1339) 後宇多(ごうだ)天皇の皇子。鎌倉幕府倒幕を目指して正中(しょうちゅう)の変・元弘(げんこう)の変を起こすも事前に発覚、山城笠置山(かさぎやま)で挙兵するが逮捕され、隠岐へ流されるが脱出、名和長年(なわながとし)に迎えられて船上山で挙兵し、楠木正成(くすのきまさしげ)・赤松則村(あかまつのりむら)らの奮戦や、足利尊氏(あしかがたかうじ)・新田義貞(にったよしさだ)らの裏切りによって倒幕に成功、建武(けんむ)の新政(中興)を行い、記録所(きろくじょ)・雑訴決断所(ざっそけつだんしょ)・恩賞方(おんしょうがた)・武者所(むしゃどころ)・鎌倉将軍府・陸奥将軍府などを設置、延喜(えんぎ)・天暦(てんりゃく)の治を目指して天皇親政を行おうとするが、中先代(なかせんだい)の乱を機に尊氏らが離反、湊川(みなとがわ)の戦いで正成が敗死し、義貞が敗走すると、大和吉野(よしの)へ逃れて南朝を樹立、以後没するまで尊氏の擁立した北朝と対立抗戦した。(「歴史チップス基礎人物集」より)

鎌倉幕府の滅亡 (歴史文化ライブラリー)/吉川弘文館

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