古今和歌集「三輪切」は俊寛が写したものではなかった! | ☆★☆★☆★☆歴史タイムッス☆☆☆☆★★☆古今東西歴史関連記事リンク集

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 18日、俊寛が写したとされていた『古今和歌集(こきんわかしゅう)』の写本の一枚「三輪切(みわぎれ)」が、放射性炭素年代測定法により14世紀のものと判明、別人が写したものだと証明された。[共同通信]



● 俊 寛 (しゅんかん) ●
(1143?-1179?) 平安時代後期の真言宗僧。寛雅の子。少僧都に就き、法勝寺執行を務めるが、治承元年(1177)藤原成親(ふじわらのなりちか)・藤原師光(もろみつ)らと鹿ヶ谷(ししがたに)で平清盛(たいらのきよもり)討伐を画策、源行綱(みなもとのゆきつな)の密告で発覚し、薩摩の鬼界ヶ島(きかいがしま。薩摩硫黄島)に流刑(鹿ヶ谷事件)にされ、同地で没したと思われる。(『新潮日本人名辞典』新潮社・『国史大辞典』吉川弘文館・『日本史広辞典』山川出版社 参照)

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