14日、妙楽寺にある経塚遺跡で、銅製経筒1個と陶磁器製経筒2個が発見された。
銅製経筒(27×7cm)の中には紙本経(紙に写したお経7×4)が残されていたが、文字は判読不能。[毎日新聞]
● 経筒(きょうづつ) ●
紙本経を入れる筒。経塚・墳墓・仏像の体内・石塔などに納めた。材質は金属(主に銅)・陶磁器・石・木・竹などで、形状は25cm前後の円筒形が多い(時代を経ると小さくなる)。現存最古の経筒は藤原道長が埋納した金銅製円筒形経筒(金峰山経塚で発見。国宝)。(『国史大辞典』吉川弘文館 参照)
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