13日、八幡神社古墳群の塩田北山東古墳(4世紀の前方後円墳)で新形式の三角縁神獣鏡が発見された。
発見されたのは直径約22.5cmの三角縁神獣鏡「一仏三神四獣鏡」で、仏像と神獣が組み合わされたものは珍しく「一仏三神四獣」の組み合わせは全国で初めてという。[神戸新聞]
● 三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう) ●
縁の断面が三角形で面に神獣が描かれた鏡。前期古墳からよく出土し、直径21cm前後の大きさが多い。面に描かれた神獣の像の数により「二神二獣像」「三神三獣像」「四神二獣像」などと区別される。「景初三年」など魏(ぎ。古代中国)の年号を持つものもあり、邪馬台国女王・卑弥呼がもらった鏡もこれだという説がある。大和政権が服属した地方の首長に配布したものともいわれている。(『日本史広辞典』山川出版社 参照)
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