石神遺跡(奈良県明日香村) 8日、斉明(さいめい)天皇頃の迎賓館(げいひんかん)と思われる石神遺跡で日本最古の「観音経」木簡が発見された。 木簡の大きさは19×2×0.4cmで、表に「己卯年八月十七日白奉経」、裏に「観世音経十巻記白也」、679年に観音経十巻を写経か読経したことが記されており、貴人が病気平癒の写経か読経を寺に依頼したのではないかと思われるという。[日本経済新聞・中日新聞]斉明天皇の石湯行宮か・久米官衙遺跡群 (シリーズ「遺跡を学ぶ」084)/新泉社¥1,575Amazon.co.jp