25日、徳川綱吉館林藩主時代の「館林御城図(国会図書館蔵)」から、館林城に三重櫓(やぐら)があったことが明らかになった。
これまでは二重櫓しかないと思われていたという。[毎日新聞]
● 徳川綱吉(とくがわつなよし) ●
(1646-1709) 江戸幕府五代将軍(在職1680-1709)。家光(いえみつ)の子。寛文元年(1661)上野館林(たてばやし)藩主となり、延宝八年(1680)兄・家綱(いえつな)の死後に将軍職を継承、大老(たいろう)・堀田正俊(ほったまさとし)、側用人(そばようにん)・柳沢吉保(やなぎさわよしやす)らの補佐を受け、文治(ぶんち)政治を推進、天和元年(1681)母・桂昌院(けいしょういん)のため護国寺(ごこくじ)を建立、元禄三年(1690)江戸忍岡(しのぶがおか)に湯島聖堂(ゆしませいどう)を設立し、林信篤(はやしのぶあつ)を大学頭(だいがくのかみ)に、渋川春海(しぶかわしゅんかい)を天文方(てんもんがた)に、北村季吟(きたむらきぎん)を歌学方(かがくがた)に任命、荻原重秀(おぎわらしげひで)を勘定吟味役(かんじようぎんみやく)に抜擢(ばってき)して元禄金銀(げんろくきんぎん)を改鋳させ、貞享二年(1685)生類憐(しょうるいあわれ)みの令を発して動物を無理やりかわいがらせた。(「歴史チップス基礎人物集」より)
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