西河原宮ノ内遺跡(滋賀県野洲市) 西河原宮ノ内遺跡の大型倉庫跡で飛鳥時代後期(7世紀後半~8世紀初頭)のものと思われる木簡6点が発見された。 役所が農民に稲を貸し付けた(いわゆる出挙)記録などが記されており、当時の地方行政を知る上での貴重な資料だという。[朝日新聞・びわこ放送]● 出挙(すいこ) ● 古代に利息を貸して金品を貸し付けたこと。対象物は銭・稲・粟・布・酒など。いわゆる古代の消費者金融。国や役所が行うのを公出挙(くすいこ)、私人が行うのを私出挙といい、契約は1年、利息は10割(稲・粟の公出挙5割)を限度とした。(『日本史広辞典』山川出版社 参照)日本古代の食封と出挙/吉川弘文館¥11,550Amazon.co.jp