上野城(三重県伊賀市)安土桃山時代の伊賀上野城主・筒井定次(つついさだつぐ)が築いた旧天守が、江戸時代の伊賀上野領主・藤堂高虎(とうどうたかとら)が慶長十六年(1611)に新天守を築いた後も取り壊されずに残っていた可能性が高いことがわかった。 研究者によれば、新天守は慶長十七年(1612)に未完のまま倒壊し、旧天守は寛永十年(1633)八月三日の大風雨(おそらく台風)で倒壊したという。[伊賀タウンニュース]主を七人替え候―藤堂高虎の意地 (幻冬舎時代小説文庫)/幻冬舎¥800Amazon.co.jp