司馬遼太郎の書簡を発見(兵庫県) 作家・司馬遼太郎が小説「坂の上の雲」を連載・執筆中の昭和四十四年(1969)当時に、資料収集に苦労する胸中を吐露していた手紙が発見された。 ファンの男性から参考図書をもらったことに対する返礼で、「明治初年から三十年代というのは、資料が多いようでかんじんなものがすくなく、とくにロシア側のものを入手するのに困難で、まずまず苦心を重ねております」などと書かれているという。[産経新聞・MSN] 坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)/司馬 遼太郎 ¥670 Amazon.co.jp