斎宮(三重県明和町) 斎宮跡中枢部で平安時代の建物跡10棟や奈良~鎌倉時代の土師器(はじき)の皿や甕(かめ)、灰釉(かいゆう)陶器、装飾品とみられる緑釉(りょくゆう)陶器や土器の破片が多数発見された。 最大の建物跡は10.4×4.8m、最小は5.6×3.4m、同地区ではこれまでに、主殿である斎宮寮跡や、天皇の使いをもてなした迎賓館的な建物跡や、屋根の四方に庇(ひさし)を持つ庇付建物跡などが見つかっているという。[読売新聞 伊勢斎宮の歴史と文化/榎村 寛之 ¥3,360 Amazon.co.jp