「天使の涙」観てきました。
前回よりも、アクションマシマシでよかったです。やはり、縦(上下)の動きのアクションがあると迫力が増します。
リョウと香のコントもマシマシで面白かったです。
ゲストキャラ(アンジー、ピラルクー、エスパーダ)もキャラがよくて、好きになりました。
で、肝心のストーリーですが、「ん?」と思うところがいくつかありました。あえて書きませんが。
不満点
エンジェルダストがナノマシン。うん。正直、ダサいです。そこは普通に麻薬でよかったのではないかな。麻薬にすると映倫的にというのであれば、PGでもよかったのでは。どうせおっさんとおばさんしか見に行かないんだから。
今回、原作にあってアニメ化されることがなかったユニオンテオーペとエンジェルダストとリョウの過去にまつわるストーリーでしたが、だったらミックだせよ!ってなるわけです。今回の映画で海原との決着はつかなかったので、次回あると思うんですが、ミックを出すにしても出さないにしても、また同じことやるんかってなるんです。
もう30分増やして、しっかり決着をつけるべきではなかったのか。公式が欲を出したのか。声優はもう限界よ!
海原がアンジーを殺し怒ったリョウが船に乗り込みケリをつける。で、よかったんじゃないの!?
どうしても続き作りたいなら、殺したと思っていた海原は実は影武者で……とかでもいいんですよ!?
そうすれば、こだわりのラストシーン(パンフによるとラストの墓参りのシーンは最初から決まっていたそう)もカットせずに済みます。
EDはゲワイでしたが、大したサプライズはなかったです。2EDのオマージュになっているってことくらいでしょうか。なぜ前回の熱量でEDを作ってくれなかったのか。94分しかないのだから3EDの「熱くなれたら」入れられたよね?
あと、久しぶりに雑な芸能人枠を観た気がします。ストーリーに関係のないどうでもいいモブ役でメインキャラに絡んだりするアノしょーもない芸能人枠です。悪目立ちさせないようにするならいいのですが、今回はあからさま過ぎました。
ピラルクーとエスパーダの二人。いいキャラしてましたよ~。お寿司食べていって欲しかった。
プロテクターつきの戦闘服着ているのに、普通に撃たれて死にます。防弾じゃないの!?
期待していなかったということもありますが、評判よりも面白く見ることが出来ました。
単発のアニオリ映画としては評価はしてもいいのではないでしょうか。
ただ、これが、原作のエピソードを使っているという事、海原というある意味ラスボスを出してきたという事で、原作のエピソードを使った映画としてみると、途端に評価が難しくなってしまいます。
今回のゲストヒロインであるアンジー。視聴者にアンジーを好きになってもらわなければいけないので、そこに尺を取られてしまっている感じがします。観る人によってはくどく感じてしまうと思います。素直にミック出しておけば、リョウの昔の相棒でリョウと同じく女好きという情報だけで足りるんですよ~。……で、なぜ好きになってもらわないといけないのか、ああいう結末になるからですね~。あんなワンホールショットは観たくなかったというのが正直なところ。
あのラストシーン(墓参り)にこだわったばかりに、リョウは女性を殺す羽目になり、シティーハンターも終わらせることが出来なかったのではないかな。声優の年齢もありますし、今回がギリギリだったのではないかな?
パンフレットと入場者特典の色紙。
パンフレットは声優のグラビアメインじゃなかったので良かったです。
(鬼滅の刃無限列車のパンフレットは声優グラビアがメインだったので困惑というよりもドン引きしました。)
昔買った雑誌。2015年初版です。