フィギュアスケート『バク宙』解禁決定  ISUがルール変更発表『もうペナルティーを受けない』

ISU総会

  国際スケート連盟(ISU)は13日(日本時間14日)、米ラスベガスで総会を開き、フィギュアスケートで禁止技だった『バックフリップ』を来季から解禁する方針を固めたことを発表した。10日から14日まで開催中のISU総会で決定。3日目のレポートとして公式サイトで公表している

 

  バックフリップはこれまで禁止技。同サイトでは『技術規則の236、237、243はこの総会直後から効力を持つ。提案236の承認は、バク宙を違法な要素から削除することから、特に重要だ。これにより、2024-25シーズンからはバク宙をした選手はペナルティーを受けることはない』と説明した

 

  3月の世界選手権フリーでは、アダム・シャオ・イム・ファ(フランス)がバックフリップを披露。勢いよく助走をつけ、両手の反動も使って後ろ向きに宙返り。着氷した。しかし、禁止技のため2点減点だったが、206.90点。合計284.39点の高得点。減点覚悟で繰り出したことで、ネット上の日本のファンの間でも『凄い』『やってほしくない』『許されて欲しい』『ショートエキシだけにして』と様々な声が上がっていた

 

  さらにISUはシングルのフリージャンプ数を7から6に減らす決定を下した。2026-27シーズンから適用されるという