宇野昌磨、今後は『探していきたい』引退発表後初の公の場  友野、島田、山本…盟友も駆けつけた

  フィギュアスケート男子で9日に現役引退を発表した宇野昌磨が11日、名古屋市内の中京テレビ本社で行われた磁気健康ギア『コラントッテ』のトークイベントに参加した。引退発表後初の公の場は終始笑顔で『時間を忘れるくらい楽しめた』と話した

 

  14日に都内で会見を開くため引退については多くを語らなかったが、今季を『いろんな思いが残る。やり切ったシーズン。濃い、楽しい時間だった』と振り返った。一番印象に残っている試合は昨年11月のNHK杯を挙げ『素晴らしい試合になった。コーチも何より喜んでいた』と言い『世界選手権もショート、フリーとも最後まで全力を出し切ることができた』と話した

 

  弟・樹さんや友野一希(上野芝ク)、島田高志郎(木下グループ)、山本草太(中京大)、中田璃士(TOKIOインカラミ)ら現役スケーターもゲストとして駆け付け、笑顔の絶えないイベントとなった。宇野は今後の抱負を『探』と書き『今後のことも含め探していきたい気持ちを込めた。引き続き頑張ります』と話した

 

 

 

宇野昌磨、電撃引退発表後初の公の場  現役ラストの今季は『やり切ったシーズン』『全て大切な大会になった』

  フィギュアスケート男子で五輪2大会連続メダリストの宇野昌磨(26)=トヨタ自動車=が11日、9日に現役引退を電撃発表して以来、公の場に登場した。地元の愛知県名古屋市で、医療メーカー『コラントッテ』のイベントに参加した

 

  宇野は9日、自身のインスタグラムで『このたび、現役選手を引退する決断を致しました』と電撃発表14日の記者会見で詳細を話すとしている

 

  この日はファンの前でイベントに登壇。今季について問われると、『本当にいろんな思いが残るやり切ったシーズン。失敗も成功も全ていい経験になると思っていますし、すごく濃い楽しい時間だった』としみじみと振り返った。話の流れが現役引退に及びそうになると、『しゃべってると…5月14日に会見があるので』と笑って流れを切った

 

『どの大会も記憶に残る』というが、今季で特に印象深い大会は昨年末のNHK杯だという。『僕にとっては本当にすばらしい試合になって、(ステファン・ランビエル)コーチも何より喜んでくれているのを目の前で見ていた。唯一挙げるならそれかな』とうなずき、『直近の世界選手権も最後まで滑りきって全力を出せた。全て僕にとっては大切な大会になったかなと思います』と、笑顔だった