『羽生結弦は唯一無二のレガシー残した競技に革命、異例の影響力を29歳誕生日に五輪公式称賛

7日に29歳の誕生日

  フィギュアスケート男子で2014年ソチ、18年平昌五輪を連覇したプロスケーター・羽生結弦は7日に29歳の誕生日を迎えた。五輪公式は『ユヅル・ハニュウはフィギュアに革命を起こし、唯一無二のレガシーを残した』と4Aに挑んだパイオニアの軌跡を称賛している

 

 

  五輪公式インスタグラムは、羽生の誕生日に合わせて功績を称える投稿を公開した。『ユヅル・ハニュウはフィギュアに革命を起こし、唯一無二のレガシーを残した』と文面に記すと、10枚の画像内で足跡を振り返った

 

『ユヅルは多くのスケーターたちにスタンダードを設けただけでなく、氷上で傑作を作り上げた』と称賛し、『ノッテ・ステラータ』の調べに身を委ねた平昌五輪のエキシビションの動画を公開。『巨大地震を生き延びた後も、目標に向かってスケートするのをやめなかった』『彼はいくつもの記録を破り、300点超えで競技に革命を起こした』と偉業を称えた

 

  2022年の北京五輪では4回転アクセルに挑み、着氷はならなかったもののその挑戦でファンの心を震わせた。五輪公式は『しかし、ファンは彼のパフォーマンスだけでなく、人間としての彼に恋に落ちた』と注目。『彼の優しい心と謙虚な性格は、氷の外でも見られる』『他のスケーターたちに、ただの競争者でなく、家族のように接している』と説明した

 

  現在中国で開催中のグランプリ(GP)ファイナルの男子ショートプログラム(SP)では、イリア・マリニン(米国)がSP史上初となる4回転アクセルに成功。その前に大技に挑戦した羽生に、五輪公式は『次世代のスケーターにインスピレーションを与えている』とし、さらに『彼のインパクトは世界中で観られる』『引退してもなお、ファンから愛され続けている』と影響力の大きさを伝えていた