昨年7月の会見で、プロ転向を表明した羽生結弦さん。プロ転向後は公式YouTubeチャンネル、公式Twitter、Instagramを開設し、ファンを喜ばせました

 

プロ転向後初となる単独アイスショー・プロローグを横浜と八戸で行い、『#横浜全滅』『#八戸全滅』というハッシュタグを爆誕させ、Twitterのトレンドにも入りました

 

来週の26日には、東京ドームで初のアイスショー(アイスストーリー)開催となるGIFTが公演されます。チケットは完売し、一時は『#東京ドーム全滅』というハッシュタグがTwitterのトレンドに入っていました

 

羽生さんのプロ転向は間違いではなかった。そう思います。もし、今も現役を続けていたら、身も心もボロボロになっていたでしょう。プロに転向したからこそ、羽生さんのスケートを追求することもできるだろうと思うから

 

羽生結弦さんのプロ転向表明は、決断公表から数分で『日本フィギュアの象徴が引退表明』と世界のメディアが速報で放送しましたそれぐらい、羽生さんの人気はすごいんだなと思いました

 

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ISUと日本スケート連盟にとって、羽生さんのプロ転向は想定外の出来事だったと思います。それぐらい、羽生さんにとってここ数年間はジャッジたちとの闘いの日々だったと思います。その闘いから解放され、プロとして自身のスケートを追求するという新たな目標に向けて、羽生さんは走り出したのかなと。そんな気がします

 

ISUと日本スケート連盟が負う大きな代償。それは日本を含めた世界における『フィギュア人気の低迷』ではないでしょうか。今の活動を見る限り、羽生さんには現役復帰の意志はなさそうに見えますし、昨年12月にイタリア・トリノで行われたグランプリファイナルではお客さんが入っていない、昨年末に大阪で行われた全日本選手権も会場が満員ではなかったみたいですし

 

不可解な出来事も。4月に行われる世界フィギュアスケート国別対抗戦の会場が当初は有明アリーナで開催予定だったのですが、なぜか東京体育館に変更されていました。『設営プランの変更に伴って』と会場変更の理由をコメントしていましたが、そうであるならば、最初から東京体育館にすれば良かったのではないでしょうか? 少なからず、羽生さんのプロ転向が大きな影響を与えたのかなと。そんな気がしました

 

関連記事(スポーツ報知から22年9月1日付)

 

 

羽生さんのプロ転向がもたらすISUと日本スケート連盟に対する大きな代償。これは当分続いてしまうのではないかなと。『スター選手は作ることはできない』と羽生さんが証明してくれたのではないかなと。そんな気がします