安藤美姫が『2Aはいつ見ても圧巻』と称えた選手は?3位に食い込んだ島田麻央の演技には『新しい若い花』と絶賛!【全日本フィギュア】

 フィギュアスケートの全日本選手権の大会第3日(12月24日)は、女子シングルのフリースケーティング(FS)が行われ、坂本花織(シスメックス)が2連覇を飾り、2位は三原舞依(シスメックス)、そして14歳の島田麻央(木下アカデミー)が堂々たる3位で表彰台に上がった

 

 最終滑走で登場した世界女王の坂本は、冒頭のダブルアクセルをはじめ、3回転ルッツや3回転サルコーなど力強いジャンプを見せた。そんな彼女の演技を観戦した元世界女王の安藤美姫さんは、『最高スピードからの2Aはいつ見ても圧巻です』と舌を巻く

 

『最近は女性ボーカルのダンサンブルな強い曲が坂本花織!というスケーターを確立された感じですね。もう強すぎてカッコ良すぎて宮原知子さんに続くミスパーフェクト』

 

 そして『やっぱりシニアはこの重みが魅力ですよ!!最高です』と称賛した

 

 先日のグランプリ(GP)ファイナルを制した三原が6年ぶりに表彰台に戻ってきた。安藤さんは『前半いつもの流れる軽いジャンプが少し今日は硬かった印象ですが後半に前半で飛べなかった3回転のコンビネーションでリカバリー!後半になるに連れて本来の軽やかさが戻ってきた印象!』と評したうえで、『ノーミスの演技は今までの思いがたくさんつまった力強いフリーに胸打たれました』と感情を記した

 

 今季ジュニアグランプリファイナル優勝と勢いに乗り、シニア勢に割って入った島田には『冒頭の3A/4T今日のフリーでは残念ながら成功できませんでしたがその後はさすが日本ジュニア女王!ミスない安定した滑りは強さが見られました』とコメントし、以下のように称えた

 

『スピンも本当に質の良い選手!!素晴らしい日本の新しい若い花ですね』

 

 日本の若きトップスケーターを絶賛した安藤さん。今後は世界の舞台で、それぞれの魅力を活かした演技を見せてほしい