THE ANSWERから(4月28日付)

 

 

トゥトベリーゼ氏がペア指導に興味? 母国番組で課題指摘『なぜか悪くジャンプする』

ザギトワ、シェルバコワらとロシアの人気番組に出演

 フィギュアスケートで、多くの有力選手を指導する名伯楽エテリ・トゥトベリーゼ氏は、シングルだけでなくペアの指導にも興味を抱いているようだ。母国の人気テレビ番組にアリーナ・ザギトワ、アンナ・シェルバコワ(ともにロシア)ら“エテリ組”のメンバーとともに出演。ペアの選手について『なぜだか悪くジャンプしているように感じています』と課題を指摘したようだ。母国メディアが報じている

 

 ロシアメディア『sport24.ru』によると、トゥトベリーゼ氏は振付師のダニイル・グレイヘンガウス氏らと人気テレビ番組『ヴェーチェルニー・ウルガント』にゲスト出演。登場時にザギトワ、シェルバコワらスタジオで待ち受けていた教え子に拍手で迎えられるなど、一門での時間を楽しんだと報じられている

 

 また同国メディア『eurosport.ru』は『エテリ・トゥトベリーゼ氏が、ペアの仕事を始めるかもしれないと確認した』などといった見出しで記事を掲載。同番組の司会者が『あなたがペアの方面で仕事を始めようとしているのは本当ですか?』と噂を尋ねると、トゥトベリーゼ氏は『まあ、それは興味深いです』と返答し、こう続けたと伝えている

 

 『単純にペアの選手たちは、なぜだか悪くジャンプをしているように感じています。もちろん、彼らはとても多くの時間をペアのエレメンツの練習に使っていますが、もし正しく彼らを支援したら、彼らはより良くジャンプ(を)するでしょう

 

 『sport24.ru』が『コストルナヤが「ヴェーチェルニー・ウルガント」の撮影の動画を見せた。タラソワ・モロゾフ組もトゥトベリーゼ氏のグループと一緒にいた』とのタイトルで掲載した記事によると、同番組のスタジオには3月の世界選手権にペアで出場したエフゲーニャ・タラソワ、ウラジミル・モロゾフ組の姿もあったとされており、『以前に、彼らはマキシム・トランコフ氏のもとから去り、エテリ・トゥトベリーゼ氏のところへ移籍すると伝えられていた』とも記載されている