THE DIGESTから(12月17日付)

 

 

<2020ベストヒット!>『日本フィギュアの花美男!』なぜ“スーパースラム”羽生結弦は韓国でも大人気なのか

 2020年のスポーツ界におけるトピックスを『THE DIGEST』のヒット記事で振り返る当企画。今回は、今月24日開幕の『全日本フィギュアスケート選手権大会』に出場を予定している羽生結弦についてだ。2月に男子史上初の『スーパースラム』を達成した日本のエースが、韓国でも高い人気を集める理由とは?

 

 2月に韓国で開催された四大陸選手権を制し、史上初の国際主要大会6冠となるスーパースラムを達成した羽生結弦。カナダ・モントリオールで行われる世界選手権(3月16~22日)を目前に控え、調整に余念がない

 

 そんな日本フィギュア界の至宝は、お隣り韓国でも大人気だという。全国スポーツ紙『スポーツソウル』が特集記事を組み、その理由を考察している

 

 同紙は『四大陸選手権でも圧倒的な強さで優勝を飾った羽生結弦の名は、韓国でも轟いている。2014年のソチ五輪で金メダルに輝いて以来、韓国にとっても羽生は日本フィギュア界の象徴なのだ』と記し、次のように続けている

 

 『韓国では美男子のことを“コッミナム(花美男)”と称するが、羽生は「日本フィギュア界のコッミナム」と見なされている。フィギュア界のアイドルという意味で、“フィギュドル”との異名も。さらに韓国のテレビ局「SBS」は早稲田大学在学中の彼を「学閥、外見、実力、すべてがスゴイ!」と絶賛。韓国フィギュア界のヒロインであるキム・ヨナがかつて師事したブライアン・オーサーがコーチだったため、「男子版キム・ヨナだ!」と言われたこともあった』

 

 かなりの絶賛ぶりである。現在は熱狂的な羽生ファンが立ち上げたファンサイト『YuZuRuハニュ』が注目で、そのコンテンツが実に盛りだくさんなため、『オフィシャルサイトかと勘違いしてしまうほどだ』という。また、韓国の検索サイトで羽生を検索すると、『ウルセンキョルヒョン』という関連ワードが出てくる。これは『羽生結弦』の4文字を韓国語で読んだ場合の言葉らしく、ファンが親しみを込めてそう呼んでいるのだ

 

 いまやワールドワイドな人気と知名度を誇るプリンス。来る世界選手権ではネイサン・チェン(アメリカ)にグランプリファイナルの借りを返すか。3年ぶり3回目の優勝を狙う

 

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