THE ANSWERから
https://the-ans.jp/news/23979/
スペイン・セリビアで行われるISU総会で議題の1つにあげられている『シニアの年齢制限引き上げ』。エフゲニー・プルシェンコさんがシニアの年齢制限引き上げ問題に持論を展開。『女子に関しては18歳まで引き上げてもいいと思っている』とロシアメディアの取材に答えています
ロシアのニュースサイト『championship.ru』によると、プルシェンコさんはこのようなコメントをしています
もし16歳の少女と25歳の、ましてや30歳のスケーターを比較すると2つの別のスケートに見える。若いスケーターはまだ体が形成されていないおかげでジャンプを跳ぶことができるが、表現力を見せることはできない。私はこの(シニアの年齢制限を17歳に引き上げるという)提案の採択に賛成だし、女子に関しては18歳に引き上げてもいいと思っている
女子に関しては、体が出来上がり切っていない時期だからこそ、4回転などの高難度のジャンプを成功させることができるというのがフィギュア界の定説。一方で熟練した選手が魅せられるような表現力を発揮することは難しい
プルシェンコさんはこの両者による演技が“別物”になっていると指摘。ジャンプと表現力。2つのバランスをとるために、シニアの年齢制限に賛成の態度を示し、また18歳まで引き上げても良いという持論を展開しています
“フィギュア界の皇帝”と呼ばれるプルシェンコさん。フィギュアスケートは競技人生の短いスポーツではないと前置きをして、このようなコメントをしています
年齢資格の引き上げに関して多くの成功した年少のスケーターは現時点のチャンスのみにしがみつかないだろうし、この先どうスケートをしていくかを考えることだろう。選手は長く競技するべきだ
ブルガリア・ソフィアで3月に行われた世界ジュニア選手権のフリーで2度の4回転を成功させて優勝したアレクサンドラ・トゥルソワ選手ら新鋭の選手たちについて、プルシェンコさんが言及しています
(トゥルソワら)この少女たちはジュニアのスタートで4回転を跳ぶことができ、このあとシニアにもそのままこれを持って行くことができるだろう。ただこのエレメンツを維持することはより難しくなる。私は自分の(学校の)ジュニア選手に必ず4回転ジャンプを教えるし、フィギュアスケートは発展していかなければならない。4回転ジャンプから私たちはどこにも去らない
注目されるシニアの年齢制限問題。もし、このシニアの年齢制限が通り、18歳以上となれば、アレクサンドラ・トゥルソワ選手は17歳で4年後(2022年)の北京冬季五輪に出場することは不可能。このシニアの年齢制限問題はロシアサイドからしたら不利な状況になることは確実なのに、プルシェンコさんはそれを恐れずにシニアの年齢制限問題に自分の意見を発言し、『18歳まで引き上げてもいいと思っている』と発言しているのは勇気のいることだろうなと思います。周りから批判が出てこないのも、プルシェンコさんというスケーターの偉大さ菜のではないかなと思います(→浅田真央さん、ネイサン・チェン選手、本田真凛選手を指導する(していた)ラファエル・アルトゥニアンコーチもプルシェンコさんと同じ18歳まで引き上げるべきという意見なんですよね)
6月4日からスペイン・セリビアで行われるISU総会でこのシニアの年齢制限問題がどのような形で議論されるか。注目です。これだけはお願いしたいと思います。慎重に議論をしてください。お願いします
