【2月19日付 読売新聞から】

金なし伝説、小平『主将は受けたくなかった』

 

 平昌五輪女子スピードスケート500メートルで金メダルの輝いた小平奈緒(相沢病院)が19日、記者会見し、悲願達成から一夜明けた心境を語った

 

 これまでに出場した3大会を振り返り、『バンクーバーは成長、ソチは屈辱。平昌は「また成長」なのかな。(平昌五輪は)学びの多い大会だった。ソチで悔しい思いをしたけど、今回、またスケートの楽しさを思い出させてもらった』と笑顔を見せた

 

 小平は今大会、日本選手団の主将を務めているが、『人前に出るのが苦手だし、「主将になるとメダルを取れない」と聞いていたので、正直、あまり引き受けたくないという気持ちだった』と打ち明けた。しかし、結城匡啓(まさひろ)コーチに説得され、『(この経験は)将来に生きてくると思い、覚悟を持って引き受けた。これからはチームの応援に回りたい』と話した

 

羽生結弦選手

 競技前日、今大会で日本勢初の金メダルを獲得したフィギュアスケート男子の羽生結弦の演技をテレビで見たといい、『リンクに立っている姿勢がすでに違うなと(思った)。何も考えなくても技が決まりそうなたたずまいで、私もこんな雰囲気で行けたらいいなと思っていた』などと話した

 

Yahoo!ニュースから

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180219-00050048-yom-spo