[7月18日付 サーチナから]

なでしこの勝利を称賛『震災の日本に活力を与えるため』――英紙


 ドイツのフランクフルトで17日(日本時間18日)、女子ワールドカップ(W杯)決勝が行われ、なでしこジャパンが米国と対戦日本が2-2の延長戦後、PK戦の末、世界ランキング1位の米国を下し、初優勝を果たした。キャプテンのMF澤穂希(INAC)は通算5得点で大会得点王になり、最優秀選手にも選ばれた


 日本は後半、アレックス・モーガンに先制を許したが、35分過ぎ、右クロスのボールをMF宮間あや(岡山湯郷)がゴールに押し込み、日本は同点に追いついた。延長戦前半の終了直前、クロスボールにアビー・ワンバックが頭で決め勝ち越されたが、後半宮間の左CKに澤が合わせ、再び同点に追いつき、PK戦で決着がついた


 英ガーディアン紙は、これまで決勝に臨むことがなかった日本だがついに変わるときが来たと報じている。日本勢はかなり特別なチームだと高く評価し、佐々木則夫監督率いるなでしこジャパンの勝利には、震災の復興を願って日本に活力を与えるという、トロフィー獲得を超える理由があったと伝えている


 さらに同紙は、PK戦について、すばらしいフィニッシュだったと称賛し、日本チームは決して諦めず、W杯史上初のアジア優勝を目指して、強い精神力で挑んだと伝えている


 また英デイリーメール紙は、『米サッカーヒロインたち悲嘆に暮れる』と題して報じている。同市は、なでしこジャパンは、すばやいスルーパスで巧みにボールを獲得するのが特徴だと報じている。北京オリンピックの準決勝で米国に負けた日本だが、はるかに良いチームに育ったと評している


記事元:http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0718&f=national_0718_021.shtml


[7月18日付 日刊スポーツから]

『小さな日本が米国をKO』伊紙見出し


 女子W杯で初優勝した日本女子代表『なでしこジャパン』に対し、18日付のイタリアのスポーツ紙に称賛の記事が並んだ。ガゼッタ・デロ・スポルトは『小さなチームが米国をノックアウト』の見出しで、平均身長が約163cmの日本が大柄な米国を破った驚きを伝えた


 同紙は大会期間中、日本女子代表がピッチ上で東日本大震災への支援に感謝する横断幕を掲げた姿についても触れ、『大観衆は日本チームの感動的な力に魅了された』と伝えたコリエレ・デロ・スポルトは『ヒロインは2本のPKを止めたGK海堀あゆみだった。国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長やドイツのメルケル首相から祝福を受けた』とした


記事元:http://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/f-sc-tp2-20110718-807170.html