読売新聞から

http://www.yomiuri.co.jp/sports/golf/news/20110409-OYT1T00283.htm


4月9日付 読売新聞夕刊から

東北福祉大・松山が予選突破

【オーガスタ(米ジョージア州)=萱津節】男子ゴルフのメジャー大会第1戦、マスターズ・トーナメントは8日、オーガスタ・ナショナルGCで第2ラウンドが行われ、東日本大震災を被災地、仙台市の幼穂く福祉大2年、松山英樹(19)が通算1オーバーの43位で、日本人アマチュア選手として初出場で予選を突破した。19歳1か月での予選通過は、昨年の池田勇太の24歳4カ月を抜き、日本人最年少の快挙となった


 昨年10月のアジア・アマチュア選手権で優勝し、マスターズ出場権を獲得した松山は、震災発生後、大会欠場も考えた。しかし、大学に激励のメールや電話が寄せられ、『マスターズは自分を支えてくれた人の夢』と出場を決めた


 『被災地を勇気づけたい』と右袖に日の丸を縫いつけて臨んだ松山は『自分ではどこまで出来たかわからない』としながらも、決勝ラウンドに向け、『高い目標を持って挑む』と決意を語った。7日夜の余震による停電に見舞われた関係者らが、車載テレビで観戦しながら、声援を送ったという


 マスターズ3年連続出場で19歳6か月の石川遼も、初めて予選を通過した