教えてくれてありがとう | きらきらはじける。

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ソリストの女性力上昇過程備忘録。

ハーフリタイアトカイナカおばちゃんの楽しみの一つは、YouTubeでお役立ち情報を調べることです。

主に生活用品ネタなんだけど、その中で好きな言葉があるんです。

「教えてくれてありがとう」

役立つ情報をあげた方に対するお礼のコメントですが、リアルに会うこともない関係だからこそ、何かええなあ。

もしかしたら、リアルでは到底仲良くなれない人かもしれないが、限られて条件下ではマナーが守られて平和な世界だと、いう。 


あー、こんな風に思っちゃうから

ネガティヴ性格って言われるんだよな苦笑。


でも、ユートピアって人間関係の絶妙な化学反応の幸せな偶然でしか存在しないんだよね。

この前、「イエスの方舟」のドキュメンタリー映画を観て思ったんだわ。

さっくり書くと、

昭和の終わりに「イエスの方舟」という聖書研究サークルが世間を騒がせたけど、今その関係者はどうしてるのか?という話で。

感想としては、お互いの存在を認識できる少人数の、個々を尊重して静かに共同生活を営み続けていることが、世間からの目に対する回答と、自分たちの生きた証、だなあと。

イエスの方舟のメンバーが皆聡明で自分の言葉で意見を延べ、洗脳されたのではなく自分の意思でサークルに加わり現在に至るのですが、世間的には皆さん器量良し揃いなのと当初のリーダーの千石氏の前半生が中々波瀾万丈で、メンバーの女性の親族が「娘を返せ」と騒いだりしたのもあり、世間やマスコミは千石氏がカルト教団の主で若い女性メンバーを集めてハーレムを形成?みたいな掻き立て方をしていましたが、

ドキュメンタリーは声高に反論するのではなく、研究会の今を捉えて映画にしてました。

私の感想は冒頭のとおりなんだけど、関わり方や感じ方で人の行動は様々なんだろうが、少なくともイエスの方舟という20人位のサークルでは

幸せな範囲の人間関係が形成される、似たような考え方、お互いの話を聞く心の余地がある似た者同士なんだな。

でも、これが人間の数が増えて、お互いのこと把握仕切れないとか、お互い考え方が違いすぎて同じ言語なのに交流不可能なことが多いから、この世から争いや不幸が無くならないのか。


私、だから、人付き合いって程々の距離感が最良だと信じてます。

距離感は人それぞれだけど、「教えてくれてありがとう」と素直に言える、しがらみもない位の関係が一番楽。

電車で席を譲ってくれた人にさりげなくお礼を言える、そんな関係みたいに。


だからか、好意的に近づいて来ても

水臭いわねぇ、

私を信用して、

私かあなたのことを一番わかってる、

とか言う人は

内心、即「深入りしたくない人」箱に入れてます笑。

大体そーいう人は勝手に期待して勝手にがっかりして疎遠になるから、トラブルにはなりにくいんだけどね微笑。

大体、あんたの満足のために、私は生きているのではありませーんっ。