よく転ぶ。正しくはよく転んだ。
胃痛やらは今回話題から除外で、外傷系の痛みについて熱く語らせて頂きたい。
記憶にある中で印象深い最初のやらかしは、小学一年生の始まり。
授業中にお道具箱の説明中。ホチキスを手に取り、なんとなく触っていたら親指の腹に思いっきりバッチンと刺した。コの字型のホチキス針の短辺がすべて親指の腹に埋没。瞬時は痛みより「叱られる」と思い先生に言えず。言えない間の数分で痛みは加速、それでも言わず。とりあえず針を抜かなければの思いで、反対の手で抜こうと試みる。も、当然、怖さで抜けない。力を振り絞って苦戦を授業中後半全てを費やした。しかも授業を聞いている風を保たねばと冷静を装いながら。奇跡が発生し、針が抜けたのは休み時間に入ってからか。出てきた血を舐めて、保健室にも行かず、先生にも親にも言わず、これは今だに自分だけが知っているやらかしである。
次は七五三。
着物で階段を登っている間、足袋の裏が固くて痛い。母にその場で痛みを伝えても草履のせいにされ、長い階段の終わりまで歩かされた。
登りきった後で流石に草履と足袋を脱いだら、当然新品の足袋の底に、母が抜き忘れていた、販売時ままの厚紙が入っていた。それは固くて痛くて当然。
この経験から、痛みを親や他人に切実に言っても難しいと観念し始めた気がする。
子供時代、派手に転んだ時の擦り傷やらはあるけれど、前述2つよりは痛みのインパクトはなかった。見た目の痛さっぽさは感じて怖かったけれど。子供は元気で良いですね!骨折回避も骨が柔らかいからなんとやらと聞いたことがある。
日焼けで腫れ上がったこともあったなー。
中高時代。
階段から正座で落ちた。何度も。
駅に向かう時に自転車を使用し、年に数度、転んだ。
運動神経がダメ、いわゆるウンチを裏付けできるエピソードである。しかも若くしてそれ。
二十代から三十代前半あたり。
当然、日常生活各所で転ぶ。
バンドというかユニットというかでパフォーマーをしていて、靴を履くより楽だから素足で動いていたが、匙加減を覚える気もなかったので全力で動いてかなり足首や膝を痛めたと思うが、こちらも「なかったこと」にして自分を騙す。
当時結婚していた相手(一般的な言い方はいくつもあるが、使いたくないほど嫌いなので、以降、クソとしか書かない)からのDVで目から星が飛ぶことを経験したりもする。
アボカドの種を取ろうとして親指の付け根にざっくり刺したこともあったなー。今も跡がある。
三十代半ばから四十近辺。
しょっちゅう転ぶ。または少しの段差で足を捻る。
自室の中で転ぶことも多々。これは酒酔いもあったかもしれないが、冷え性で寝る時も靴下を履いていたので滑りやすかったこともあると思う。
当初宣言と異なる話だが、肺炎の咳から肋骨が疲労骨折。骨折の痛みを軽微ながら知った。
それにより、捻挫程度だと思っていたいくつものことが骨折だったんではないかと思い当たる。
初めて接骨院の存在を知り、捻挫でも通うようになる。時すでに遅し、右足薬指は骨折していたことがあるようで、整形外科にも行かず湿布程度で放置していたが、長さが変わっていた。
並行して自分の祖母と足の形がそっくりで、祖母は小指の爪が失せるほどだったが、巻き爪はこれか!と知る。
足親指の爪がネットで見た症例に比べれば可愛いものだったが、痛いには痛いのでネイルケアサロンを探し、通った。初回で、その指と爪の間にウオノメがあったこと発覚。除去及びプレート、針金で随分通ったが、また転んだのでしばらく行けず、そのままフェイドアウト。
巻き爪の原因は足指先に力点を置いていないからという説もネットで見た。
そう、ほぼ、巻き爪と内側に寄っている足つきのせい、運動神経の悪さで転び癖がついて全てが悪循環を起こしていたのだ。
自己都合が九割九分九厘!
母の「我慢しなさい」も色々な理由として挙げられるが、恨まないようにはしたい。時代もあったし。クソは許さないが。
さて一気に今。
先週から怪しかった巻き爪の痛みが週頭に我慢の限界に達した。
両親指は矯正時にほぼ良くなっていて、それ以降腫れたり痛むのは両人差し指である。
じんじんして、観察すると少し赤く腫れ気味。←そこまでは年に何度か発生する見慣れた光景で、また数日で治るでしょうと放置。
しかし予想に反し、日が経つにつれ靴下が斜めに引っかかった程度で声が出る痛み方に発展していた。
女医と相性が悪い自分が唯一甘え声を出したくなるほど相性良い女医院長すなわちラブ女医の皮膚科に行き、とりあえず炎症への治療。膿が溜まっていたので排出及び抗生物質処方。爪自体を切られるが、爪よりも周辺が腫れているので圧迫が痛いだけ。この女医に関しては素直に甘えられるので、大して痛くない爪切りに「いったーい!」と笑いながら叫ぶ自分。
そして改めて巻き爪への対処を聞く。ネイルケアサロンへ行く前に軽く相談をしたことがあり、手術の方法を聞いてビビってサロンへ行ったのだ。
横もさておき前方にも丸まっているので、爪が浮いている状況。
爪の横を切って、その部分の爪母?を抜いて殺す薬を塗布。麻酔は指の付け根。簡単よーラブ女医は自分で自分のちゃっちゃとやっちゃったーと随分前に言われたことと同じことを言われるが、ラブ女医のおすすめとはいえ、怖い。
これまで受けてきた手術のどれよりも、怖い。次点、歯医者怖い。
音がするのかとか、麻酔が効きづらいから本当に痛くないのかとか、麻酔そのものも痛いんではないのとか!
今回と反対側の足人差し指も同様の痛みが発生することあり、年4〜回を考えると、手術と矯正とどちらが良いものか。
抗生物質を飲み終えて、だいぶ腫れも引いて、ちょこまか素人の小賢しい検索知識を改めて得て、サロン行きを検討している次第。ある意味、丸っこい足爪に可愛げも感じているので。まる、まる、まるまるまる!
