魅惑のスペイン③〜とんだハプニング・トレドの街並み

みなさま、いつもお読みいただき

ありがとうございます。

父が慢性の病に罹っていまして

顔を見に行ってきました。

思ったより元気なんですけど

離れているとやっぱり心配でね

ブログの更新も、皆さまのところへの

訪問もマイペースになっていますが

ぼちぼち日常に戻りつつありますので

またよろしくお願いしますね

魅惑のスペイン②の続きです

ランチの後、

バスで午後の観光に出発

噴水のあるロータリーで

美しい街並みに見とれていると…

バスの後ろから、プップーと

クラクションの音が…

そのうち何度も何度も鳴らされる…

なんと私たちの乗ったバスが

故障して動けなくなったらしく

青信号なのに前に進めないのです

添乗員さんが本部と連絡を取りつつ

その返信待ち…

15分くらい止まっていたかな？

その間、

運転手さんもどうすることもできず

相変わらずクラクション鳴らされ

まくり〜

そのうち、どうにか奇跡的に前進

できたものの、またどこで停車して

しまうかわからないので、

「新しいバスと交換します」

とのこと

スペインで一番大きいという国旗

のある広場の前で、

一旦降ろされました（笑）

その道端にあった花屋さんの

オサレな雰囲気に関心させられたり…

カジノの前にあった

巨大なカエルの像の下で

はしゃいだり…

我が夫（理系男子）、

それぞれ一人参加の男性２名

（会話から、お2人とも理系っぽい）

と気が合ったらしく、

カエルの下で会話も弾んで楽しそう

とんだハプニングでしたけど

何気に楽しくて苦にならなかったのは

みなさんに感謝です

バスを乗り換え、高速に乗り

２時間くらいだったかな？

トレドに到着

ちょうどお祭りの準備で

色とりどりの垂れ幕がかかっていて

ラッキーでした

まるでタイムスリップしたよう

中世ヨーロッパの雰囲気を

色濃く残している街です

花や垂れ幕など、

美しく飾られた建物

トレドは刃物の街でもあります

街中には武器屋や…

防具屋？

ドラクエみたいな世界です！

至るところに生ハムの店も

イベリコ豚は爪が黒いらしいですよ

日本よりかなりお得なお値段で

買いたくなったけど

持ち帰るの大変だね〜

またまた美しい通りを進み…

見えてきたのはトレド大聖堂

スペインゴシック様式、

最高傑作とも言われる大聖堂です

前の広場も、とにかく

美しく飾り付けられています

巨大な塔を見上げる

高さ９０メートルの鐘楼です

中に入りまーす

繊細な薔薇窓

ステンドグラスが薔薇の花びらの

ように配置されています

どこを見上げても、

目が釘付けになってしまう！

イエスキリストの像

「トランスパレンテ」という装飾

あまりに複雑すぎて何がなんやら？

天使や聖母像のきめ細やかな

彫刻が施され…

祭壇上部にある、

明かりとりがついた天井から…

差し込む光が、ひときわ美しく

鮮やかに照らし出します

極彩色のステンドグラス

聖具室は美術館となっており、

エル・グレコの絵画が展示されています

キリストが十字架に架けられる

直前の姿を描いた、

「キリストの着衣剥奪」

その部屋にある天井画がまた

すごいんです

なんとリアルなマリア様

着衣のブルーが美しく、

ベージュをベースとした絵の中で

さり気なく目立っています

天使や雲も、

その場に存在しているかの

ような臨場感

ため息が止まりません

スケールが違うなぁと思いましたね

大聖堂を出て細い道を行く

窓辺のニャンコも

なんだか洒落ている（笑）

青空に映えるレンガの街並み

スペインならではのパティオ（中庭）

を公開している家もあります

花やグリーンが飾られていて

美しいパティオです

壁が水色だったり…

普通に路駐してある車も

なぜか絵になります

迷路みたいな石畳の道を抜けて…

ここからエスカレーターを降りて

トレドとはお別れ

日本とは全く違う街並みに

頭がクラクラしてしまうわ

最後にトレドを外側から見る

川と城壁で囲まれている、

要塞のような街なのです

川の対岸の展望台にやってきました

まるでおとぎの国みたい

真ん中に見えるのが

トレド大聖堂の90mの鐘楼、

右の建物が王宮です

日本では絶対に見ることのできない

テラコッタ色で統一された建物たち

さよならトレド

とても素敵な街でした

トレドからマドリードに向かう時に

車窓から見えたこの赤い花々は？

アマポーラというケシの仲間だとか

これも勝手に生える雑草だそう

でも、でも…

信じられないほどの美しさ

マドリードのホテル（連泊）

に戻ってきて…

長いテーブルにずらっと

向かい合っての夕食です

このツアーの参加者16名のうち

半分の8名が私たちのグループ

年齢バラバラだし、何の仲間なの？

と他の参加者に聞かれました

仕事に、カゴに、山にと…

まぁ色々です

本当にありがたいことです

今日は赤ワインで乾杯しちゃうよ

Imaさんはお酒弱いけど

付き合ってくれたよ〜。

車社会の亀山では、こんなとき

くらいしか一緒に飲めないもの

貴重なひとときです

相変わらず

最初に大量のサラダが出てきて…

これを空けないと次の皿が出てきません

でっかいヤギのチーズも乗ってて

これだけでお腹いっぱいに

なっちゃうんだけど

メインはカジキのようなもの？

一口目は美味しかったけど

大味でちょっと生臭い？

…イマイチかも？

こんなとき

日本の料理がいかに美味しいかを

思い知らされますね

またまた夫の皿にみんなのカジキが

集まってきた！

夫は食べたいそうなんで

デザートはデザートで

またまた激甘で、一口で終了でした

そして夫のところへ何食か…

糖尿にならないかな

そんなこんなで

お食事はあまり期待できない

スペインだけど

今のところデザート以外は

なんとか食べられるかな

翌朝早いので

この日はみんな早めに就寝です

おやすみなさ〜い

続きは次回

みなさま、最後まで読んでくださり

ありがとうございました

次は山の話などを挟みますね