日本茶の愉しみ〜カフェ而今禾（じこんか）・ウーノボーノ・志らたま

１９日から昨日まで四日間、

四国に行っていました。

その間はアメブロから遠ざかって

いたので、

これから皆様のところに

お邪魔させていただきますね

↓そうそう、以前に

書きしたためていた記事がありました

よろしければお読みいただけると

もしかしたら心が安らぐかも

しれません

またまた夏の記事ですが…

「日本茶の愉しみ」という

素敵なイベントに参加してきました。

９月２日

東海道４７番目の宿場、関宿。

亀山宿のお隣なので、

夏には歩いて来たこともあります。

→亀山宿〜関宿

メイン通りの旧東海道沿いには

今もなお、昔ながらの街並みが

そのまま残り、

タイムスリップしたような気分。

そこにある古民家カフェ

「而今禾」（じこんか）さん。

ここはかなりセンスのいい、

こだわりのあるカフェでして、

季節に合わせたいろんなイベントが

行われるのです。

まず出迎えてくれたのは、

この日のお茶の席にふさわしい、

シックかつモダンな花のアレンジ

奥の部屋にお茶の席が

用意されていました。

東京から来られた、

こちらの先生が、

亀山茶をふるまってくださいます。

まずは玉露。

茶畑に覆いをかけて育てることで

渋みや苦みが抑えられ、

甘みさえ感じるまろやかなお茶です

お湯を何度も移し替えて冷まし、

丁寧に淹れてくれました。

玉露の香りや旨みのいいところだけ、

滲み出た貴重な一滴、一滴は

まるで宝石のよう。

ほんの少しずつ注がれ、

あまりに貴重な一杯。

お茶の葉を添えてくださるのも

粋な演出ですね

なんだか勿体無いような気がして

なかなか口に持って行けず（笑）

香り高い

今までに味わったことのない

最高のお味と香りでした。

さすがは先生です。

玉露って高価なお茶ですが、

ちゃんとした淹れ方をしないと

香りも失われるし、

何の魅力もないお茶になって

しまうんだって…

きな粉がかかった小さなお菓子も

ふるまわれたんですが…

細い黒文字だと思っていたものが

単なる楊枝で、

お菓子をグイッと切ろうとしたら

思ったより硬くて、

ポキッと楊枝が折れた反動で、

そのままコロコロコロ…と（笑）

膝はきな粉まみれになったし、

お菓子は残念ながら…

どうやらそのまま刺して

いただくものだったみたいです。

でも、

「ずんずんのおかげで場が和んだ」

と言ってくれたkuさん、優しい

きな粉まみれの服も、

すぐにおしぼりを持ってきて

いただいたのでセーフでした

お次は季節感たっぷりの

菊の花びらを加えて…

こちらも丁寧に丁寧に淹れて

くださいました。

そこにすだちや青じその葉も加えて…

今度は小さなグラスに…

なんてシャレオツなのでしょう

残暑にぴったりの甘夏の寒天菓子

とともにいただきました。

お茶の香りも生きる、

程よい甘夏の香りが良い

そのお茶殻（と言っていいのかな？）

を豆皿に盛り付けて…まさか！

なんとそれにポン酢をかけたものを

いただきました。

あまりの美味しさにびっくり。

お茶の佃煮みたいな？

菊の香りが程よいアクセントです。

お隣と顔を見合わせて、

嬉しい驚きを共に味わいました

昔、茶道をやっていたことは

ありますが、それから何年経ってる？

長時間の正座が、めっちゃ辛くて。

ちょっと崩させてもらいました。

休憩の後は、他の部屋に移動して…

テーブルにずら〜っと並んだ

お茶の数々。

端から順番に利き茶していきます。

スプーンですくって、

ズズッと音を立てて味わうのです。

初めての経験にぎこちなかった皆も

数杯目からはササっと口にして

プロのよう（笑）

私のような素人にもわかるくらい

それぞれみんな味が違っていて、

中には「漬物茶」という

かなり発酵させた、ほんのり塩味の

お茶も

漬物が苦手な私も、

頑張って口の中に長いこと留めて

味を楽しみました

とても勉強になるひとときでした。

その後、最初の部屋に戻ると、

席の向きと配列が変わっていました。

革のマットの上には

それぞれ急須と二つの湯のみが

置かれています。

さて何が始まるのでしょう？

なんと自分で、

お茶を色々なものとブレンドして

アレンジしてみましょうとのことです

ブレンドする植物や果物、

スパイスなどの説明を受けます。

まずは先生が遊び心で、

全ての素材をブレンドしちゃった

しかし思っていたより雑な味ではなく

それぞれが見事に噛み合って、

とても美味しかったです。

私は緑茶をベースに、

スペアミント、レモングラス、

レモンバーム、すだちをブレンド、

kuさんはほうじ茶ベースに、

青紫蘇、ぶどうの葉をブレンド。

偶然？素材が被らなかったので、

お互い味わってみると、

どちらも個性が現れて

美味しい出来映えでした

滅多にできない

「日本茶の愉しみ」体験。

しかも無料だなんて

本当に貴重な時間をありがとう

ございました

私、家ではコーヒーばかりで、

日本茶はほとんど飲みません。

どんな茶葉を買えばいいのか、

どうやって淹れたらいいのか、

イマイチわからなかったし、

何となく遠い存在だった日本茶。

でもこのイベントに参加してみて、

色んな種類を気ままに試したり

ブレンドしたり、相性のいいお菓子を

探したりするのも楽しそうだと

思えるようになりました。

遊び心を持って接すれば、

何も難しいものではないということ

教えていただいたような気がします。

で、幸せ気分で最後に油断すると、

ここに頭をぶつけたり（笑）

入り口が低いのでね

その後ウーノボーノでパスタを食べて

デザートには「志ら玉屋」さんで

志ら玉氷を。

志ら玉はあんこの入ったモチモチの

お菓子で、関の名物です。

赤福氷のパ◯リかぁ？と思ったのは

ここだけの話

とても暑い中食べたので最高でした。

この日は偶然にも２人、青系の服で。

嬉しかったので一緒に撮りました。

kuさんとお出かけ、とても楽しい。

また私の知らない世界の遊びを

教えてくださいね

みなさま、最後までお読みいただき

ありがとうございました