石鎚山の続きです。
試しの鎖は迂回し、残雪を乗り越えて
どうにかここまでたどり着きました。
待ち構えています。
ここでハッ!としたんですが、
みんなの踏み跡をたどって
何気なく通ってきた道が
一の鎖場の迂回路だったようで、
試しの鎖に続き、「一の鎖」も
抜かしてきてしまったみたいです
なほどの雪が積もっています。
そこをアイゼン無しで歩くのは
少々勇気がいるけど、先行の方々が
しっかりと踏み固めてくれていたので
大丈夫でした
さあ、気を引き締めて、
鎖を頼りに岩場を登りましょう
この鎖場はネットで画像検索すると
たくさん出てきます。
正直、みんな大げさな撮り方して
怖そうに見せようとしてるんだろ〜
とばかり思っていました。
しかし、実際はそれ以上に怖い
ものでした。
岩の角度が80度くらいあるのです
半分くらいまでは、
数センチほどの狭い岩のでっぱりに
足をかけながら、
なんとか登っていけましたが…
岩は雪解け水でツルッツル。
ちょっとでも気を抜くとあの世行き?
なところが何箇所もあり、
神経が磨り減っていきます。
腕だけでは力が持たないので…
鎖にはたまに三角形の足掛け場?
がついていて、そこで体を安定
させながら腕の筋肉を休ませます。
休みながら、なーんか揺れてるな〜
と思ったら、なんと自分の体が
小刻みに震えているのでした
3分の2くらいまできたところで、
もうここから先に行くのは、
技術的にも精神的にも時間的にも
無理があると判断してリタイヤ
することにしました
残念だけど、雪が完全に溶けたら
リベンジすればいいよね
二の鎖場を後にしました。
で、下りはいつもながら順調にきて、
時間的に余裕ができました。
鎖に亀とクジラを置いて撮影会など
してるうちに、自分たちもこの鎖、
登ってみたくなっちゃったな〜
ここは岩が乾いていて滑りにくいので
順調に登って行くことができました
でも足元が滑らないのって
本当に良いことで、
二の鎖の恐怖感から比べると
それほどでもなく、
楽しいとさえ感じました。
いました〜圧巻
お地蔵さんが立っていたので、
手を合わせます。
周りの山々を望む景色が素敵
ここをこの日のピークだと思う
ことにしました
二の鎖よりは角度が緩やかだったので
怖いながらも下りてくることが
できました。
一番危ない。
声を掛け合って、慎重に
鎖を下りて、登山道に足がついた
ときの安堵感ったらなかったです
乗ろうと思っていたロープウェイを
一本遅らせ、コーヒータイム
無事に帰ってこられてよかったね〜
熱々コーヒーが安心感でますます
美味しく感じます
「成就社」の御朱印を眺めながら、
この日の反省点など語り合います。
亀とクジラは疲れ切って
ひっくり返っています(笑)
山頂までは行けなかったのに、
気持ちは満たされ、
またいつかリベンジしてやるっ
という闘志がみなぎってきました。
下りのロープウェイの中で、
お遍路さんたちに紛れて、
たまたま隣に立っていた女性を見て
ビックリ
コーデがほぼ一緒だったのです。
思わず隠し撮り(笑)
Tシャツもパンツも、
色もブランドも一緒。
ザックは同じ型の色違いでした。
こんなことってあるんですね〜
話しかけてみようかな?と思ったが
その方、黒いマスクのようなもので
口を覆い出したので、
ちょっと怖くなり、そのままに
なってしまいました…
声をかけてたら、
またご縁が生まれたのかな?(笑)
16:12 駐車場
一か八かの石鎚登山でした。
とにかく無事に帰ってこられて
よかったです
そこから松山市まで高速を走り、
お隣の権現温泉までやってきました。
ここは毎年お世話になっています。
ちょっと鄙びた感じが、
また落ち着くのです。
スタッフの方々の対応も良くて、
それでお値段1万円以下はすごい。
何より泉質が素晴らしい
お湯がとろとろで、まるで化粧水に
浸かってるみたい。
ここにいる間中、お肌スベスベです。
砥部焼まつりで買ってきた器を
使ってみたくなり、
デザートを移し替えてみる(笑)
山もやめられないけど、
温泉もやめられないな〜
疲れも吹き飛びました
元気になったところで…
次回に続く(笑)
次はやっと、四国最終日です。
ここまで読んでくださり、
ありがとうございました