たくさんの
スプリング・エフェメラル
(春の妖精)
に、遅ればせながら、
私も出逢うことができました
ブログ「藤原岳で会った〜」を
見て「私たちも福寿草見たい!」
と言っていた、いつものメンバー。
それで3月30日は、
福寿草を見に、入道ヶ岳に行くこと
になっていたんですが、
入道に行くからにはアセビも見たい
けどアセビの花は、
まだ咲いていそうもない。
となるとやっぱり藤原岳?
それなら、
花でいっぱいの道を歩いてみたくて、
そしてある山行に向けて、
長めのルートを歩いておきたくて、
「藤原岳だったら、
孫太尾根から登ってみたいな。
ちょっと長い道らしいけど、
よかったら付き合ってくれる?」
とみんなに聞くと、
「福寿草が見られるなら行く」
と案外すんなりOKしてくれたので、
ブロガーさんたちの間でも話題の
孫太尾根をついに歩くことが
できました
最初はずっと続く緩い傾斜を
淡々と上がっていく感じです。
踏み跡がはっきりとしていて
わかりやすいです。
なっていました。
最初からなんて気持ちのいい
道が続くのでしょう。
さらに進むと…
この辺りからだんだんと
花が見られるようになってきます。
ありました
上がったら…
これってもしや、セツブンソウ
岩陰に隠れてひっそりと…
目を疑いました。そして思わず
「幻の花があったよー!」と
叫んでしまいました。
(そこまで幻でもないのかな)
もう終わったと聞いていたのに、
頑張って咲いていてくれたんだね…
ちょっと咲き終わりでしたが、
それでも嬉しかったです
が、ぽつんぽつんとあちこちに。
夢のようでした
あまりに小さくて、
よ〜く見ていないと踏みつけて
しまいそうなので、
丁寧に歩いて回りました。
これはミスミソウ?
名前通り、葉っぱがセリに似ています
面白い木もあちこちに生えている
孫太尾根
ルートでもあります。
ここ「多志田山」までで
約3時間20分もかかっていますが、
林、花、雪、岩と、景色が次々と
移り変わり、全然飽きないのです。
藤原岳山頂が見えてきました。
この辺りから登り傾斜がかなり
きつくなり、岩場も増えてきますが、
みんなが楽しみにしていたアレも
そろそろ見られるはず…
これが見られてから、ものすごい坂を
木を支えに登っていくのは
本当に大変だったけど、
ついに
ここまで長かった〜。
苦難を乗り越えてたどり着くことが
できたから輝いて見えるのでしょうね
「花壇とかに植えてあるのと
全然ちがうね〜小さくて可憐だね」
と、みんな大絶賛
どんどん増えていく福寿草
ここまで、ちょうど4時間。
今にも倒れそうになって歩いていた
みんなが水を得た魚のように
イキイキと写真を撮っています
その姿を見て、
諦めないでここまで来てよかったな
と、心から思いました
もう山頂が目の前に見えていたので、
せっかくだから上まで行きたいと
言ってくれて…
でもTさんはもう脚がガクガクで
福寿草を見ながらここで待っている
とのことで、他の2人とともに
山頂に向かいます。
よくぞここまで来てくれたものだと
みんなの頑張りに心打たれます。
12:40 藤原岳山頂
まさか山頂まで来られると
思わなかった〜感激です
下山開始です。
このすぐ下でTさんと合流して、
みんなで下山です。
採掘現場を横に見ながら歩きます。
あんな勢いで削っていったら、
いつか藤原岳は無くなっちゃうね
「草木」というあたりで、
熱心に写真を撮っていた男性が、
アマナの花が開いているよと
教えてくれました。
午前中は閉じていたのに!
クリンとした葉っぱの形も
可愛いいです
ピンクはとても珍しいんだそうです。
ブロガーさんの記事でも見た三姉妹
にも会えました。
あまりに素敵すぎて、
ここで座り込んでかなり時間を
費やしました
下り3時間4分(昼食含まず)
トータル7時間22分
本当にお疲れ様でした
みんな過去最高にハードな
山行だったらしく、
ロボット歩きになっています。
頑張った自分へのご褒美に
カフェに行きたい。という話になり、
でも私たちのお気に入りカフェは
ラストオーダーが17時
果たして間に合うのか?
途中で渋滞もあったりで、
かなりギリギリの17時3分前に
滑り込みセーフ
もう人っ子ひとりいません。
貸切状態
ミモザの花の束には圧巻
みんなしばし無言。
あまりに疲れすぎて(笑)
でも次第に元気が戻ってきて、
いつもの賑やかな席に。
これからも山歩き、カフェ巡り、
楽しみましょう
みなさま、最後まで読んでいただき
ありがとうございました