TVの買い替えで出てくる音がかなり変わりました。Z1はどちらかと言うと原音忠実型だったのに対し、Z570Lは程良く効果を効かせた音。多少低音は鳴り過ぎだけど不自然の一歩手前で止まってる感じ。これまではTDKの有線イヤホン+スマホor中華タブでYoutube音楽聴いてた娘が、Z570Lの音でスピーカーの音に目覚め、TVで音楽聴く様になりました。

DSPバンバン効かせた音が良い音と思われるのも困りものなので、先日娘に当方のフルコンポAU-α607L-EXTRA+DS-77Zの音聴かせたら、よく聴く曲にこれまで聞こえなかった音がいっぱい入ってたのに気づいたとの感想。曲によってはDSP効かせたズンズンサウンドが良いとも言っていたが、原音忠実型の良さも知ってもらえた模様(厳密には原音忠実から外れるが、この比較試聴のための邪道導入)。実はこのコメント聞いた時あまりピンとこなかったが、ある事がきっかけでコメント結構当たってたのを実感。

それがSP-EXS1の導入。これ自体は'10年頃のミニコンポのセットスピーカだがユニットは8.5cmのウッドコーンなフルレンジモデル。ウッドコーンのミニコンポは電気屋の店頭ちょい聴きでも音の良さがあり、いつかはスピーカ単体を手に入れたいと思っていたが、最近懐と頭のタガが外れメルカリで調達。現在のモデルで採用されているマグネットにウッドブロック付ける防振構造が適用される前の仕様だったのがちょっと残念。なかなか値段的に出物の少ないウッドコーンSPなので、良く調べず飛びついた結果がこれ。ケーブルも付属しないのに値引き交渉せず買ってしまった事もあり、本モデルの相場より若干高くついてしまった。余談ですがケーブルはベルデン8470を調達したが、2m以下の接続なので8460の方が良かったかもしれない。尚これは北米産のケーブルの話で、中国産のケーブルは音質的に別物との話もあるらしい。

8470は16AWG(1.3mm2、19本/0.287mm撚線)を対よりしたもの
8460は18AWG(0.81mm2、7本/0.404mm撚線)を対よりしたもの

SP-EXS1の後にDS-77Z鳴らすと音の差は歴然で、77Zってこんなに音数多かったんだと再認識。これがデフォだと他の音に満足しないの当たり前なのかもしれん。娘のコメントに納得。SP-EXS1でそこそこの音出すには、当家のアンプではDSPならぬASPを活用するしかなく(要はトンコンとラウドネス)、当家でこれを効かせるには、CD音源の場合通常の入力端子に接続を変更する必要があり(これまではパワーアンプダイレクトに接続)、メインCDプレーヤのマランツMDコンボ機は接続変えたくなかったのとケーブル長最短にしていたので届かないため、TEACのCD録音機の方を通常のライン入力に変更。こんな顛末でした。でもまぁ聴き疲れしない、ボーカル優先のサブ構成が出来て良かったです。

ちなみに当家にはAFB-7なるアクティブSPもありリビングで使用中。これも新品当時はかなり良い音でした(今は36才なので老化が激しい)。小型フルレンジは音場が自然で味があります。

※ アンプも34才で接点劣化が激しく、機嫌良く音出してくれない事増えました・・・

 

 

娘本来のメインシステム