我が家のTVは古いレグザですが、HDDも使い始めて長いのでデータの退避を始めました。TVのおまけで貰ったHDDは1年位で機嫌が悪くなり、2代目を10年以上使ってます。
今更ブルーレイレコーダを買う気もなく(規格やスペックが上がり全然リーズナブルにならないし、リーズナブルなモデルはHDD容量が全然足んないし)、レグザの録画データは製品紹介や取説でTV変更時もLANディスク(厳密にはサーバ)に退避すれば以降も見られるとある。なのでNAS(LANディスク)一択で退避を始めたけど、古いレグザはDTCP-IP(配信)対応でないし、録画データの著作権管理の規格(方法)自体が分かりにくく、いざ機器を繋ぐと色々罠に遭遇(気づく)し結構苦戦する羽目に・・・
① LANディスクのレグザの専用ドライブとして設定した場合の罠
LANディスクを接続し認識するとドライブの登録を促されました。
これがやりたい事なら良いのですが、当方の場合はレグザ以外で
録画データを扱えるようにしたいので実は不要です。
実はここで登録したが故に事故発生orz
② ダビング10の罠
下記リンクに詳しい事載ってますが、まぁ一言で言えば録画機器を超えた
データの移動にコピー可能回数を維持したムーブが出来ない事。
この場合はコピー後はコピー負荷でムーブしか出来ないデータを
持っていくしかない縛り。機種依存ではなくデジタルコンテンツの扱い規制。
③ ①②の合わせ技の罠
①はあくまでレグザ専用の録画機器となるので既存USB-HDDから
コピー回数を維持したムーブが出来ます。本来ならここにデータを
ムーブしても問題はないのですが、実はドライブを認識させた時に
初期化をしてないと、データを移動してもデータ量だけ消費して
録画を見られなくなる場合があり、元のドライブへのムーブも出来ない
不幸に陥ります・・・タイトルは認識出来るので正常にムーブ出来た
様に見える分余計たちが悪い・・・かと言って認識時に初期化して
しまうと多分本来のネットワークドライブ(DTCP-IPサーバ)として機能を
しなくなる可能性がありもっとまずい・・・この辺がTV、LANディスクの
それぞれの取説からは読み取りにくいのが辛い所。読み取りにくい
のか、そもそも書いてないと言って良いのかすら分かりませんでした。
で、録画が1つ犠牲になりました(チーン)
※ ①を行うと元のUSB-HDD、レグザ用のLANディスク、ネットワークドライブの
3個の録画機器のアイコンが出ます。後者2つのドライブ名は同じなので、
何が違うのか理解できないと沼にはまります(はまりました)。
①を実行した場合は登録解除し、録画機器が2つの状態にするのが吉かも。
レグザでの認識上残すのはLAN-Sのドライブで、これまで便宜上LANディスクと
読んでますが、LANサーバと呼ぶのが適切なものと思われる(Sはサーバ?)。
また当家は2GBのドライブですが、上位の4GB、6GBをレグザのドライブで認識
出来るかは、レグザの世代依存がありそう(レグザで言うLANディスクの場合)。
当家レグザは取説にUSB-HDDは2GBまで使用可と書いてました。
④ コピーの速度が遅い
これはTV側の機種依存です。当家のTVは100MbpsのLANなので
なかなかきついです。リアルタイムで当時の動画を見るのには
30Mbpsもあれば十分なので、コピーまで意識した転送速度で
作られてませんでした。
とりあえず良い点も
① コピーの失敗は場合によってはノーカウント
コピー途中にwifiルーターがハングしてネットワークダウン。
これはコピー完遂してないのでノーカウントでした。
ただムーブonlyのデータではデータの喪失の可能性は
残る気もしてます(コピー10が出来た理由でもあるし)。
※ ちなみにコピーはwifiではなく有線の環境で実施
② 当家の導入機HVL-LSでは同じ録画を数回コピーしても
使用データ量が増えず、コピー可能のカウントが上がるだけ。
9回コピーすればオリジナルの録画データのムーブが出来ます。
ただし時間は省略出来ません。9回コピーの時間が必要。
タイトルとデータ量チェックして回数だけポンと上がれば
良かったのに・・・後継機の開発宿題でしょうかw
ちなみにLANディスクに退避したデータは元のレグザではきちんと見る事が出来ました。ただ機種依存出る事もあるらしく次のTVを入手するまではやった事が報われてるのか否かは分かりません。せめてPCのデフォアプリで録画データを再生出来れば良いのですが、基本有料アプリを購入しなければならない様で、PCも年寄りでスペックが低いので今は導入予定なし。相当のフリーソフトも出てない様で、試用版の制約では不具合見切れない可能性もあり暫くはひたすらデータの退避職人になりきるしかない。
がんばります