仕事の合間に Amazon を覗いていたら、オジー・オズボーンの伝記ドキュメンタリーがプライムビデオで無料配信されているのを見つけてしまった。
気づけば手を止めて最後まで観てしまった。端的に言えば、とても感動した。
この映画を通して改めて考えたのは、「なぜ俺はここまでオジーという人間を好きなのか」ということ。
そして「なぜオジーは死んでなお、俺に勇気や元気を与えてくれるのか」ということだった。
その答えはやはり、彼の人生そのものにある。
貧しさや劣等感、どん底からバンドマンとして立ち上がり、破天荒で社会的にそぐわない行動を繰り返し、時に家族や周囲を傷つけもした。
それでも、オジーの根底には“絶対肯定の精神”があった。
どんな時でも惨めでも生き抜く。歯を食いしばって前に進む。
ジョジョの言葉に置き換えるなら“黄金の精神”。
自己啓発風に言えば“生命への絶対肯定”。
それがオジーの存在そのものに宿っているのだ。
俺の人生も、人から見ればどう映っているのかは分からない。
楽しいこともあれば、試練のようなことも降りかかる。
けれど俺は逃げずに、愚痴を言わずに、自分の力で解決を模索する。
どうしたら進めるかを考え、自分で選択し、自分の足で動く。
その結果が回り道に見えても、バカに思えても、やらなくちゃいけないと感じたことをやり切る。
そんな人生の辛さや楽しさを、オジーは“肯定”してくれる。
味方が誰もいないように見える時でさえ、胸の奥にある信念と価値観を支えてくれる。
だから子供の頃に夢中になったし、歳を重ねてもなお、オジーを大好きでいられる。
俺にとって、オジー・オズボーンは間違いなく“英雄”。
ただの成功者よりも、もっと泥臭く、もっと人間臭く、だからこそかっこいい。
勇気をもらえる。背中を押される。
この映画の感想を一言でまとめるなら──
やっぱりオジーは俺の人生にとって、唯一無二のでっかい存在なんだと再確認できた。
沖縄の名物に「ポー玉」というものがあると弟が教えてくれました。弟は沖縄に来ると必ず食べるそうで、その話しぶりからも相当好きなのが伝わってきました。そう聞かされると、私もぜひ試してみたくなり、那覇空港にあるポー玉の店に立ち寄り、行列に並んで食べてみることにしました。
弟は迷わず「海老タルタル」を注文し、「これが一番好きだから」と即答しました。その勢いに押されて、私も海老タルタルを注文し、さらにベーシックな普通のポー玉も合わせて食べることにしました。どうせなら両方味わって比較したいと思ったからです。
ポー玉は名前の通り、ポーク(スパムのような加工肉)と玉子焼き、そしてご飯を海苔で包んだシンプルな形です。普通のポー玉は、ふんわりとした玉子の甘みとスパムの塩気、ご飯のほのかな甘さがバランスよく混ざり合って、優しい味わいでした。派手さはありませんが、毎日食べられそうな安心感があり、まるで“おにぎらず”の元祖のような存在感です。
一方、海老タルタルはその名の通り、エビカツのような具材にタルタルソースがたっぷりかかったものが挟まっていて、かなりワイルドな味わいです。サクッとした衣の食感と、濃厚で酸味のあるタルタルソースが、卵やスパムと合わさると一気にパンチのある味になります。これは確かに「美味しくないはずがない」という一品で、ガツンとくる旨さと食べ応えがありました。
食べ比べてみると、どちらもそれぞれ魅力がありますが、私は普通のポー玉の方が好みでした。やはりポー玉の本質的な魅力は、シンプルな組み合わせの中にあると感じます。海老タルタルも美味しいですが、初めて食べる方にはまず普通のポー玉をおすすめしたいです。
店には他にもさまざまな種類のポー玉が並んでいて、全部試してみたくなります。次回沖縄を訪れた際には、またこの店に立ち寄って違う種類をいくつか食べ比べてみたいと思いました。シンプルでありながら奥が深い、そんな沖縄らしいソウルフードです。