数日間、社会人になって以来ともいえる、詰め込み型の研修に参加してきました。
なぜ参加したのか。
僕の周りにいる「この人は成功しているな」と思う人たちが、軒並み受講していたからです。
それなら僕も、少し背伸びをしてでも頑張ってみよう。そんな気持ちで参加を決めました。
社会に出てから、ずっと感じていたことがあります。
会社に入ると、毎日が「会社員としての生活」だけになり、真剣に勉強しなくなる大人が少なくない。それは日本にとって、あまり良いことではないんじゃないかと。
僕自身も足りないものばかりだったので、本を読んだり、試行錯誤したりしながら、日々もがいてきました。独立した背景にも、そんな思いが少なからずあったように思います。
だから正直に言えば、サラリーマンとして働いている人たちに対して、
「ぬるま湯に浸かっているんじゃないか」
と、心のどこかで思っていました。
もちろん、すべての人がそうではないと頭では分かっています。それでも、自分でも気づかないうちに、所属や立場だけで人を見ていたのだと思います。
ところが今回の研修で、その思い込みが大きく崩れました。
有給を取り、自腹で学びに来る人たち
研修には、自腹を切って参加している会社員の方が何人もいました。
有給休暇を取ってまで学びに来ている。
しかも、ただ自分の評価を上げたいとか、転職に有利な知識を得たいという話ではありません。
「自分の会社をもっと良くしたい」
「学んだことを周りの人たちに還元したい」
そんな思いを持って参加している人たちでした。
会社に所属し、社長や会社から給料をもらっている。けれど、自分の人生においては、自分自身が経営者である。
そんな当事者意識を強く持っている人たちだったのです。
それを目の当たりにしたことは、僕にとって大きな衝撃でした。
みんな、それぞれの場所でもがきながら頑張っている。もっと良くなりたい。
もっと学んで周りに貢献したい。そして、自分の人生も豊かにしていきたい。
そんな人たちが、まだまだたくさんいる。
「日本も捨てたものじゃないな」と思いました。
同時に、立場や肩書、働き方だけで人を見てしまっていた自分の悪い癖にも気づかされました。
僕の中にあった、サラリーマンの方々に対するわだかまりのようなものが、この研修を通して、すっとほどけた気がします。
研修の内容そのものにも、人生が変わるかもしれないと思うほどの衝撃を受けました。
世の中には、成功哲学と呼ばれるものがたくさんあります。どれも素晴らしく、説得力のある言葉にあふれています。
しかし、いざ実践しようとすると、
「そこへ向かうために、具体的にどんな段取りを踏めばいいのか」
「自分には何が足りていて、何が足りないのか」
が、分からないことも少なくありません。
今回の研修では、そうした知識が体系化されていました。
一つひとつの知識が、全体のどこに位置しているのか。
何を、どんな順番で身につけていけばいいのか。まるで階段を一段ずつ上っていくように整理されていたのです。
「今の自分がこの状態なのは、こういう理由があるからだ」
「ここを改善すれば、確実に今より良くなる」
そこまで具体的に、噛み砕いて理解することができました。
日々の生活、幸福度、仕事、収入、自分が持っているものや技術。
そのすべてを含めて、なぜ今の自分がこの状態にいるのかが、少し見えた気がします。
そして、僕がこれまで見てきた成功者の方々も、こうしたことを学び、即断し、愚直に実践してきたのだと分かりました。
成功には、理由がある。
当たり前のことかもしれませんが、それがはっきりと自分の中に落ちたことは、大きな収穫でした。
知っているだけでは、何も変わらない
今回、改めて痛感したことがあります。
勉強したことを「知っている」で終わらせてはいけない、ということです。
学んだなら、実践する。
効果があると判断したことは、すぐに始める。
決めたことは、きちんと実行する。
そして、自分の手が届く範囲で、できることを積み重ねていく。
人格者でありながら成功者になるのではなく、人格者だからこそ成功者になれる。
今回の学びを通じて、そんなことも強く感じました。
僕自身、まだまだ成功者としての考え方も、決断力も、覚悟も身についていません。
人を立場で判断してしまう未熟さもあります。
だからこそ、これから学び続け、実践し続けたいと思います。
即断即決し、決めたことを実行する。
良いと分かったことは、先延ばしにせず、すぐに始める。
この学びを続けていけば、自分の目標は必ず達成できる。
今は、そう確信しています。
本当に頑張ろう。
そして自腹でいく研修だったから僕も必死になりました。
その決意を、ここに誓っておきたいと思います。