おつながりの関係もあって、最近は渋谷のtakeoff7によく行きます。そうなると、その目の前に大好きな四文屋があるものですから、自然とかなりの頻度で通わせていただいています。

四文屋は個人的に何を食べても好きなお店なのですが、やはり外せないのはエシャロットと四文屋ハイボールです。まずはこの基本線をしっかり据えて、そこからその日の気分で串や一品を足していく。この流れがとても心地よいです。

エシャロットで肉の脂をすっと流しながら、下町のボールを思わせる四文屋ハイボールを合わせる。この組み合わせが本当に好きです。さっぱりと口を整えつつ、お酒の軽快さも楽しめて、最初の掴みとしてとても優秀だと思います。

やきとんでは、私はかしらが好きです。やきとんの中では比較的正肉に近い印象で、食べやすさがありますし、噛むほどに旨みが出てきます。変に重たくなりすぎず、でもちゃんと“肉を食べている”満足感があるところが良いです。

サシも、その日のレパートリーにあればいただきます。今回はハラミでした。こういう、その時々で少し変わる楽しみがあるのも四文屋の魅力だと思います。ただ、牛のたたきがいつもないのは少し残念です。あれに出会えると嬉しいのですが、なかなかタイミングが合いません。

レバの串も外せません。豚のレバーというものは、薄焼きで、ごま油と一緒に味わうのがたまらないと思っています。あの独特の香りとねっとりした旨み、ごま油の風味が重なる感じは、本当にクセになります。

煮込みも大好きです。今回はついつい唐辛子をかけすぎてしまいましたが、それでもやはり美味しいです。豚がとろけたような四文屋の煮込みは、私の中で煮込みの基準のひとつになっています。最近はやっていませんが、煮込みライスの美味しさも他に代えがたいものがあります。休肝日には、ご飯代わりに食べに行こうかと思うくらいです。

四文屋の安心感と安定感は、本当に特別です。中野や練馬をテリトリーにしている人間にとっては、ある意味ベーシックとも言える酒場ですが、渋谷の地でも四文屋はやはり四文屋です。場所が変わっても変わらない美味しさがあり、落ち着いて食べられるのが嬉しいです。こういうお店が目の前にあるのは、ありがたいことだなとしみじみ思います。