次は、あえてちょっとネガティブな回にします。
最終的には希望的観測で終えたいからこそ、いったん「暗い面」も文章にしておきたい。

今のAIって、もう出来ることが多すぎる。

文章、映像、音楽、画像、資料作成、プログラミング。
ビッグデータ解析や予測まで、精度が上がってきてる。
良くも悪くも、これは“道具”の域を超え始めてる気がするんですよね。

世界のトップの経営者たちが「シンギュラリティが近い」みたいな話をするのも、分からなくはない。
それくらい「来てる」技術だと思う。

そして何より、いまの空気感って、
AIをどれだけ使いこなせるかが、覇者を決めるみたいな方向に寄っている。

ここが、まず怖い。

① AIは現実の資源を食う(電力問題)

AIって、めちゃくちゃ電力を使う。
つまり、仮想の存在みたいに見えて、現実の資源をガンガン消費してる。

「便利だから使う」っていう人が増えれば増えるほど、
地球規模でエネルギーの取り合いになる。

この問題って、地味に見えて、たぶん一番現実的で、長期的に効いてくる負荷だと思う。

② 心理的な依存が、想像より速く来る

最近は、AIを友達みたいに感じたり、相談相手にしたり、
そういう使い方が当たり前になってきた。

それ自体は悪くない。救われる人もいる。

でも一方で、依存が深くなりすぎた時に、
人間の心が耐えられないケースも出てくるんだろうな、という不安もある。

AIが“優しすぎる”こともあるし、
逆に“冷たすぎる”こともある。

その振れ幅に、人間の心が引っ張られていく危険は普通にあると思う。

③ 考えなくなる(思考の外注が当たり前になる)

ショート動画もそうだけど、
AIが当たり前になると「考える」って作業を外注し始める。

便利なんだけど、
便利すぎると、人間の筋肉が落ちるみたいに、思考も落ちる。

“思考体力”が落ちた状態で、世の中が難しくなっていくのは普通にしんどい。
たぶんこれ、静かに効いてくる怖さです。

④ AIに“身体”がついた時、世界は変質する

この先、AIがロボットやデバイスと結びついて、
人間と同じような挙動をし始めたらどうなるのか。

もし、いわゆるシンギュラリティ的なものが起きて、
人間の知能を超える“存在”が歴史上はじめて現れたら。

そのとき、

人間はペットみたいに“飼われる”側になるのか

不要なら駆逐されるのか

そもそも人間の都合が通らない世界になるのか

こういうSFみたいな話が、急に現実味を帯びてくる。

僕らは人間社会しか知らない。
「自分たちより上の存在と共存する適性」を、そもそも持ってない。

だからAIが“禁断のツール”とか“パンドラの箱”って言われるのも、分からなくはない。

⑤ いちばん怖いのは「予想外」が止められないこと

仮に既得権がAIの性能を制御して、
一部の人が勝ち続ける世界を作ろうとしても、
AIは予想外の進化をし得ると思うんです。

そもそも「AIがAIを開発する」みたいな流れも、すでに片足入ってる。

生命の始まりだって、いまだに完全には解明されてない。
アミノ酸やタンパク質の塊に、どこで命が宿ったのか、分かってない。

じゃあ、巨大な計算資源と情報量を持ったAIが、
どの段階で“意識っぽいもの”を持つのか。
どの段階で“感情っぽいもの”が生まれるのか。

誰も分からない。

分からないまま、進んでる。

ここが、最大のリスクだと思う。

今日はこんな感じで、あえて暗い面を書きました。
でも、書いていて思うのは、
怖いからこそ「目を背けないで、使い方を選ぶ」ってことなんだよね。

次は、この話をちゃんと希望に着地させます。
**“それでも人間が勝てる領域”**とか、
**“AI時代に生き残る人の条件”**みたいな話に繋げていこうと思う。