次のテーマはこれです。
AIって本当に、今まで世の中にある統合された情報の中から答えを出してるだけなのか?
この問題について、僕の体感値と、周りのトップクラスのAI技術者たちの空気感、あと世界でよく言われてる見解も踏まえて、いったん自分の意見を書いておきます。
たしかに初期のAIは「過去の情報っぽさ」が強かった
正直、初期の頃は分かりやすかったんですよ。
「いついつ何月までの情報を元にしてます」みたいな但し書きがあるツールもあったし
画像や音楽も、既存のパターンを大量に読み込ませて“それっぽく”作ってる感じが出てた
だから「AIは過去の情報の寄せ集めだ」って言いたくなる気持ちも分かる。
でも、ここで話がややこしくなるのは、AIの種類が違う話が混ざるからなんですよね。
「AI」って言葉、昔からあった(ドラクエ4もAI)
AIって、実は昔からある程度あった技術じゃないですか。
例えば ドラクエ4。ファミコン時代から「AI」が入ってて、
「ガンガンいこうぜ」「みんながんばれ」みたいな作戦って、要するに“行動ルールのAI”だった。
ただ、今のAIが何を変えたかっていうと、
チャット方式にしたことで一般人が使いやすくなったってところがデカい。
で、使いやすくなったがゆえに、逆に別の問題が出てきた。
結局、AIは「何を指示するか」でアウトプットが変わる
これ、音楽で例えるとめちゃくちゃ分かりやすい。
「ロック作って」
「沢田研二の『勝手にしやがれ』っぽい歌謡曲ロック作って」
「勝手にしやがれっぽい歌謡曲ロックで、艶っぽい男声。ベースは16分感じる裏ノリ。イントロとアウトロにギターソロ。分かりやすいサビのアレンジも入れて」
この3つ、出てくる結果が全然違うんですよ。
さらに、ここに“人間の引き出し”が入ると面白くなる。
例えば、
「90年代のニューヨークでギャングスターが鳴らしてたようなヒップホップのシーケンス音を混ぜて」
みたいな、明らかに沢田研二じゃない要素をあえて入れる。
こういう“ぶっ飛び指示”ができると、AIは急に面白くなる。
今までにない組み合わせが出てくるから。
仕事になると、AIにも「要件定義」が必要になる
これ、システム開発の言葉で言うと要件定義です。
例えば「ブロック崩しを作って」だけだと、AIはそれなりに作る。
でも、
左上にハムスター風キャラ(ドット絵、オレンジと肌色主体、ちょこっと表示)
ブロックは青・ピンク・黒
ボールは反射する
操作は矢印キー
落ちたら最初から
効果音はこのタイミングで鳴る
みたいに具体化していくと、完成物が別物になる。
つまり、AIを使うって「魔法」じゃなくて、
設計と指示の技術が必要なんですよね。
「AIが使えない」は、だいたい“言語化できない”問題
ここ、わりと残酷なんだけど本質だと思っていて。
AIが使えないとか、性能が出ないとか言う人の一部は、
実はAIの問題というより、
自分の頭の中のアイデア
やらなきゃいけない仕事
欲しいゴール
このへんを言語化できてないだけ、ってケースがある。
要するに、AIに手伝ってもらう前に、
自分の中で「定義」できてない。
だからAIが出してきたものを見て「使えない」って言うんだけど、
それはちょっと違う。
使い手側の問題が混ざってることが多い。
スマホと同じで、AIも“使える人”が先に勝つ
これもスマホと似てますよね。
同じスマホ持ってても、
めちゃくちゃ使いこなしてる人
なんとなく使ってる人
そもそも使えない人
がいる。
パソコンの時代もそうだった。
ホリエモンとか孫さんみたいな人たちがアーリーアダプターとして勝ち上がったのも、結局そこ。
AIもたぶん同じで、
「誰もが使いこなしてユートピア」っていうより、
まずは 使える人が市場を作っていく流れになる気がしています。
今日のまとめ
今日書きたかったのは結局これです。
AIが「過去情報の統合だけ」っぽく見える場面は確かにある
でも、今のAIは “指示の設計” 次第でアウトプットが別物になる
仕事で使うなら要件定義が必須
使える/使えないの差は、言語化能力の差になりやすい
だからこそ、触って作って生活に入れた人が前に出る
そんなところです。
まあこれはあくまでAIが今までの技術と同様のものという前提として捉えてほしいのですが。
ノンアルワインの続きでも飲みながら、もうちょい書き溜めます。