たまには行ったことのないお店に行こうと思い、ふらっとこちらを訪れてみました。

 

店内に入ると、まず目を引くのはその広さとビビットな色合い。

どこかK-POPのMVの世界に迷い込んだような、ポップで洗練された空気感がありました。

テーブルや照明の配色も明るく、若い人たちが楽しそうに食事している雰囲気が印象的です。

 

僕は炭水化物を少し控えていたので、サムギョプサルを注文。

妻は定食メニューから選ぶことにしました。

 

料理が運ばれてきてまず感じたのは、「サムギョプサルの量が少し寂しい」ということ。

値段の割にボリュームがあまり感じられず、少し肩透かしを食らったような印象でした。

昔、韓国人が日本の焼肉屋で“キムチや付け合わせが有料だった”と怒ったという話を思い出したのですが、

まさにそのエピソードが頭をよぎるような体験でした。

 

妻の定食にはしっかりと小鉢やナムル、キムチなどが並び、見た目にも豪華。

一方で、僕が頼んだサムギョプサルにはサンチュすら付いていなかったのが正直残念でした。

せっかくのお肉を巻いて楽しむスタイルを想像していたので、その点だけは惜しいと感じました。

 

ただし、味自体はとても美味しい。

豚肉の焼き加減も良く、脂が軽くて食べやすい。

韓国料理特有のスパイシーさと、日本の素材の上品さが見事に融合していて、

「これはこれで新しいタイプの韓国料理だな」と感じました。

 

フォローをするならば、僕が選んだサムギョプサルは単品寄りのメニューで、

本来このお店では定食スタイルで楽しむのが王道だったのかもしれません。

妻の料理はまさに“韓国の家庭の味”をそのまま持ってきたような完成度で、

そちらを選んでいれば印象は全く違ったと思います。

 

個人的には、ハサミで豪快に肉を切ってくれて、テーブル一面に豚肉が並ぶサムギョプサル――

そんなライブ感のあるものを期待していたので、今回はちょっとイメージが違いました。

でも、それはそれとして、このお店の雰囲気はかなり楽しい。

 

K-POPのヒット曲が流れる中で、料理を待つ時間も退屈せず、

ふと流れてきた**(G)I-DLEのミンニちゃんの「Obsession」**が店内を支配した瞬間、

「もうこれで全部OK」と思えるほどテンションが上がりました。

 

美味しい料理と音楽、そして少しのサプライズ。

期待とは違っても、最後にはちゃんと“幸せな時間”になっていた――

そんな夜でした。