先日のブログでは総裁選に先駆けて岸田総理の実績を振り返った。

今日のブログでは総裁選がどうなるのかをいよいよ私なりの視点で予想してみようと思う。

最近はこうした政治イベントの際は時間をかけてブログを書いているが、これには明確な目的があり、

最近そういった関係者との会合も多く、

自分自身が政治についてをより理解しないといけないという事で書いているのだ。

 

まず私自身どのような人物が自民党の総裁、そして首相にふさわしいかと考えると下記の条件である。

 

・強い愛国心があり、何事もまず日本ファーストで考える。

・既得権益との癒着が少なく、自分の信念を政治に反映させる。

・論理的思考力と幅広い知識・見識を持っている事。

・行ったことはやる行動力がある事。

 

そんな条件で考えていく中、今のところ「こばホーク」こと小林鷹之氏の立候補が確実視されており、

推薦人を30人~40人レベルで集めた小泉進次郎氏も出るとの事である。

 

他にも推薦人が集まれば、高市氏、上川氏、石破氏、河野氏、茂木氏、林氏、青山繫晴氏も出るだろうということで

候補の乱立する可能性もある。

 

個人的な希望を言えば上記の条件を考え、

保守で高い実務能力、それに閣僚となっても靖国神社に参拝し続ける高市さんや

既得権益とのつながりが薄く、正論をズバズバと言える青山さんあたりが今最も総理に相応しいと思っている。

 

ただおそらく両名とも総裁にはなれないんじゃないかと考えている。

 

今政治とカネの問題や、増税、統一教会の問題などで自民党に悪いイメージを持ってる世論の中で、

おそらく岸田さんでいけば自民党は総選挙で負けてしまう可能性も高く、

だからこそ続投はなかったということなのではないかと推測できる。

 

そんな中、今回は選挙に勝たなければならない総裁である必要があり、

おそらく自分の椅子を守りたい自民党の議員たちは、国民的な知名度が高い人物を最終的には推すのではないだろうかと思う。

 

その点において、おそらく進次郎氏が今回は総裁になるのではないかと思う。

推薦人をこれだけ集めてきたのがもうその所作であるともいえるし、

 

進次郎氏であれば、自民党は選挙に勝てるであろうと思う。

 

国民的知名度の大切さという意味では7月の都知事選はかなり影響を与えていると思う。

実務能力や政策の実行力で言えば田母神氏や石丸氏ではありながらも、

選挙運動もそこまでせずに小池氏が圧勝してしまった。

 

このようなネット時代であっても、いまだ知っている人が良いという

お茶の間がそのまま結果にあらわれたことを証明したことになる。

 

その点、小泉氏は国民的な知名度は抜群で、滝川クリステルさんを奥様にしているまである。

こうやって書くと本当に馬鹿みたいでいやだが、

それでもそういう人に票が集まってしまうものである。

メディアの前で進次郎氏がわかりやすい一言言葉を言って、クリステルさんが隣にいる

その絵だけで票を入れるだろう。

逆に河野氏あたりがインテリジェンスの高い発言をしても国民は「?」となってしまうであろう。

 

私の主観で言えば進次郎氏は正直中身のない発言と、意味のないビニール袋の削減政策等、

マイナス面だけが際立った印象で、

政治家としての能力を計れるような何かがあるわけではなく、私としても?といったところだ。

評価のしようがないというところだ。

 

いい点は若いというところで、この加速時代にITについて行ける可能性がある人物がトップというのは魅力だ。

 

ただ、進次郎氏がプーチン、習近平、そして世界中の老獪なリーダーたちとやっていけるのかというと不安が残るし、

こんな時代のかじ取りをやる事ができるのか?というところは疑問視が残る。

そして国会の答弁すらも怪しいというのはあるが。

まあ相手国のリーダーたちとの駆け引きを覗けば、あの村山富市や鳩山由紀夫氏の時ですら実務は回ったので、

日本が即座に崩壊するという事はないだろう。

 

むしろここでめちゃくちゃな事になったら、雰囲気で選ぶ白痴な国民にはいい勉強になるという事もあるだろう。

 

まあ進次郎氏だってガツンと成長する事もあるだろうし、今は自民党の古老の影響もあり、

「能ある鷹は爪を隠す」なのかもしれないしね。

立場が人を作るは、若い方が効果的というのもあるしね。