若い頃からのアルコールの不摂生がたたり
尿酸の異常からはじまり、ガンマ、コレステロール、様々なものがあり、適当に誤魔化してはきたが、
いよいよ生きるか酒かと判断せざるを得ないものがやってきた。
自分とは無縁と思ってた高血圧の症状である。
そしてこの高血圧と二日酔の組み合わせがまさにこの世の地獄を思わせる酷いもので、直感的にこんな事を続けていたらどうにかなってしまうのではと思わされる酷いものである。
先日行われた同窓会で近年トップクラスの酩酊をやらかし、その翌日出かけている際に凄まじい体調不良を起こし、這うように帰宅をしたこの情けなさ、危機感からこうして自分へと問いかけている。
また、循環器科では異常がないと言われたが、時折おきる謎の神経痛も気になるところである。
無呼吸とも診断されてしまった。
そんな状態にも関わらず正直断酒という選択を取れない哀れな人間であるので
ソバーキュリアスという言葉に置き換えてみる。
これはソバーがしらふ、キュリアスが好奇心というもので、シラフでいることに対しての興味という事である。
これからは毎日休肝日というのを目指していくことになる。
少なくとも今健康診断で異常値を叩き出している数字は落とさないといけないので、それまでは飲むことはできない。
断酒というのは私の生きる社会ではかなり辛いことだ。
ロックという生き様そのものが酒とは結びついているし、あらゆる席や付き合いに酒はくっついている。
私の知り合いには楓君しかいないが、健康上の問題で酒をやめた人もいるという。
ロックの界隈では森重樹一さん、満園英二さん、私の知ってるスーパースターの一部はそれこそ命の危機に晒されお酒をやめていった
森重さんは近年断酒再飲酒やらかしを繰り返しているが、今は飲酒をしているようだ。
森重さんの場合は破壊的な酒癖、体の問題もあるみたいだが、このままだともしかしたらご自身を殺してしまうかもしれないね。
満園さんはまじでずっと禁酒をしているとのこと、彼も大腸破裂のようなことがあり、ICUで生きるか死ぬかの手術をしたようだ。
私のナンバーワンのギターヒーロー橘高文彦さんも酒をやめた一人だ。
橘高さんは大酒飲みであり、健康上の問題もなかったが、ロックをより精度高くやるために酒を絶ったとのこと、そのストイックな生き様を心から尊敬する。
イングヴェイマルムスティーンも酒をやめている。本人は酩酊運転をし、木に突っ込んで死にかけても酒をやめなかったが
ある時からやめ、今ではクリアな思考の素晴らしさを心の底から味わっているという。
一方でhideをはじめとしたロックスターの多くは酒で命を持ってかれてしまった。事故だったり、健康上の問題だったり。
良くないことではあるが、その多くは伝説として語り継がれている。
私はどうだろうか?
健康上の問題を受け入れて、酒を飲む事を続けるか、様々な理由に折り合いをつけて断酒をするのか。
断酒をするということそのものに対する心の抵抗が凄まじい。
なので断酒という言葉をソバーキュリアスという言葉に置き換えてやってみるしかない。
私に健康な酒というものはない。
私は連続飲酒者ではないが、一滴飲むと辞めるのが難しいアルコール依存症であり、これに関しては0か100かの選択しかできない、哀れだが。
目を閉じて考えてみる。
酒を飲んでのたれ死んだとして、自分の自由ではあるし、個人の責任と思うのだが、
たぶん私が死んだり、病院での生活が余儀なくされると、かなりの数の人間に悲しまれ、惜しまれるだろうと想像ができる。
私自身最近過去一でクレバーな思考ができ、行動力が伴った状態と考えており、体がついてこないことは勿体無いと思っている。
また法人の代表者としてこれを成功させる義務がある。
ああ、そうかきっちりと安定した売上を立て、社会的に認められるまではやめようか、仕方ないな。
一番の課題は会食の席である。
特にライブハウスやバンドマンは危険だが、関わらないわけにもいかないので、きっちりとこのブログを見せて説明をしよう。
多くの知り合いが私の酒はひどいことを知っているし、今健康上の多くの問題を抱えている事を説明すれば強要はしてこないだろう。
チャットGPTに聞いてみると
「すみません、実は健康上の理由でお酒を控えています。以前は結構飲んでいたんですが、最近は体調を整えるためにお酒を避けるようにしています。これからも楽しい時間を過ごしたいので、ご理解いただけると助かります。」
近日でバーに行く予定はあるのだが、炭酸水やノンアルコールカクテルを頼むことにする。
断酒の日々が楽しいこと、そして健康的な毎日を送れることを心の底から祈っている。
時折ライブハウスで吸うタバコも酒がなくなったらいよいよゼロになるか。
こんな日が来るなんてな。
