冷たい麺料理で唯一にして最大に好きなのが讃岐うどんのぶっかけ冷である。
私はこれをサミー株式会社に勤めていた時、よく二日酔いの時に食べた
サンシャイン地下の丸亀製麺で覚えた。
最初はうどんなんてと少し馬鹿にしていたのだけど、気づけば丸亀製麺が大好きになって
先輩たちと食いに行き、天かすとネギを馬鹿がけしていると
先輩がニコニコした顔でばかだなぁと笑っていたのを思い出すね。
これはもう7年前に食べたものになる。
昔は丸亀丼なんてのが流行ってて、100円少々のライスを頼んで、
ねぎと天かすをばしがけ、それに醤油をぶっかけるというフードだったんだけど
先輩がみっともない真似をするなよって怒ってたのを思い出す。
でもそれもそれで大好きでさ、食べたくなっちゃうときもあるんよね。
好きが高じて、本場の香川県、高松でもうどんを食べに行った。
うどんバカ一代の釜玉の美味しさは一世一代のもので、
本当に感動した。
そしてめりけん屋のうどんは酢橘の香りが本当に艶やかで
この世にこんなうまいもんがあるのかぁと感心したよ。
麺類というか、世の中のものは実は冷えている方が味を濃く感じるんだよね。
俺はうどんに関してはそれが好きでね。
丸亀製麺はそれを俺に教えて、改めて道を開いてくれたんだと思う。
書いているとうどん食いてえなぁって思う。
池袋駅にできためりけん屋の支店に行ってしまおうかしら。
