オリオン食堂さんには実に久しぶりに行ってみたのですが、

どうやら二郎系カスタマイズっぽいラーメンが扱われているようでした。

 

本来はこちらの魚粉つけ麺にしようかとも思いましたが、

二郎中毒の脳みそに邪魔されてしまい、気づけば誘惑に負けてしまっていました。

 

麺は中で頼み、200g。二郎系としての凶暴性は低めで、トッピングは食券と共にあぶらからめにんにくで注文しました。

 

しばらくしてラーメンが運ばれてきました。豚骨をしっかりと炊き上げたような、

どこかで嗅いだことがあるようなこのクリーミーな香り。

早速スープを一口、これは博多天神のあれだと感じました。

二郎系と他のとんこつを区別すると、二郎のスープは豚の風味が強く、

博多天神や博多とんこつラーメンは骨の風味が際立ちます。

 

どちらも美味しいのですが、二郎系で骨を感じさせるスープはあまりないのです。

こちらの俺の豚麺は博多天神のようにクリーミーで炊き上げられたスープに、ブリブリの太麺が絡んできて美味しいです。

 

二郎系としてのパワーが少し足りないように感じたので、

恐る恐るトッピングの追加をお願いすると、ニンニクと脂を持ってきてくれました。

これを追加しながら食べると一気に二郎系の豚の感じが出てきて、

とろとろ系のチャーシューも相まって、まさに肉脂祭りです!

 

だいぶ昔にダブルスープという言葉が流行ったことがありましたが、

豚と豚のダブル、脂をすくい、たっぷりのにんにくをからませ、このスープと麺。

オリオン食堂ってこんなに美味しかったっけ?まじで感動しました。