私の経営するリブトゥウィン、韓国でギターを中心としたコミュニティを運営しているのだが、現地の担当にお任せというわけではなく、私もなんらかの形で関わったり、日本の事やロックの事、音楽の事を発信する機会を作りたいと思い、アメブロを使いながらコンテンツ制作をしてみることとする。

 

今回は20240511に行われたイングヴェイのコンサートについて

 

イングヴェイが来日すると話を聞き、

弟や友人に声をかけると行くとの事でチケットを取った。

 

私にとっては人生二度目のイングヴェイ、また見れるとは思っていなかったからそれだけで感無量である。

 

イングヴェイは橘高文彦、松本孝弘と並ぶ私の三大ギタリストでギタリストとしての心構え、ロックンローラーとしての精神、アドリブソロの弾き方、ギターの歌わせ方、いろんな事を教えてくれた教師であり、スーパースターである。

 

zeep tokyoの最寄駅の台場駅で待ち合わせ

軽く一杯やった。

 

 

 

 

日本の街やショッピング施設にはこうして何気なく中華があり、私はちょこっとにんにくであえたこのきゅうりが大好きである。

 

そしてその後は会場の前に向かい整理券で呼ばれるのを待ちながら、30分くらいで会場入りできた。

 

 

 

 

 

 

残念ながら、Tシャツは売り切れていたのでワンドリンク制のコインでもらったレモンサワー片手に会場後方の場所を取る。

 

久しぶりの来日というのもあり、会場は満員御礼

zepp tokyoは2700人も入れるとのことで、やっぱりイングヴェイはすげえなって思う。

ギタリストの個人名義でなかなかここまで集客はできないと思うよ、普通は。

 

 

 

 

下記はセットリスト、二時間弱くらい

曲を短くしたりメドレー形式にしたりして日本のファンが聴きたいものをなるべくやってあげようとする真心を感じるものだ、イングヴェイサンキュー

 

 

1 Rising Force

2 Top Down, Foot Down/No Rest For The Wicked

3 Soldier

4 Into Valhalla/Baroque & Roll

5 Like An Angel – For April

6 Relentless Fury

7 Now Your Ships Are Burned

8 Wolves At The Door

9 (Si Vis Pacem) Parabellum

10 Badinerie

11 Paganini #4~Adagio

12 Far Beyond The Sun~Arpeggios from Hell

13 Seventh Sign

14 Toccata

15 Evil Eye

16 Hiroshima Mon Amour

17 Smoke on the Water

18 Trilogy~Vengeance

19 GUITER SOLO

20 Brothers

21 Fugue

22 Drum Solo

23 You Don’t Remember, I’ll Never Forget

24 Black Star

25 I’ll See The Light, Tonight

 

イングヴェイの雄叫びのようなギターの音とシンセのイントロからライブはスタート

私が前に行ったライブと同じくrising forceだ

 

イングヴェイは近年大事なとこも全部アドリブなんて言われることもあるが

キメのフレーズはバッチリ👌

そしてギターの音はまさに神の域に到達したサウンドだ

丸く叙情的で美しい音と狼が叫ぶような凶暴なリードサウンド

戦車が畳み掛けるようなバッキング

ステージの隅に追いやられているがキーボードボーカル、ドラム、ベースも名うての実力者揃いで獣のようなロックサウンドを構築していた

 

残念ながらライブハウスが段差を設けた作りになっていないのでイングヴェイはあまり見えない

 

けれども脳天を刺すような凄まじいギターが休む間もなく来るので見えずとも、目の前にあのイングヴェイがいるというのがよくわかった。

 

MCでは日本一番と言っていた

これは90年代アメリカやイギリスを中心にロックがシンプル化していく中、日本を中心としたアジア圏ではイングヴェイのようなクラシカルでスピーディーなメタルは人気であったため、

イングヴェイ自身も日本に一年の半分近くを滞在してた事もあるくらい日本で人気だったのだ。

 

そんな長年の関係があり、久々に日本で演奏するイングヴェイもとても楽しそうにしていた

 

パガニーニやfar beyond the sun

激しいだけでなく繊細な表現も混ぜつつ

美しく歌い上げる

 

そしてseventh sign、頑張ってコピーしたが

やっぱり全然完璧には弾けなかった

イングヴェイは戦車のような音で再現してくれた

 

smoke on the waterは意外に原曲に忠実

しかしそのタイミングや音色はやっぱりイングヴェイだった。

 

その後はギターを破壊しながら

耳を塞ぎたくなるようなノイズを出したり

 

ギターバラードの名曲brothersを最高に泣かせて決めてくれたり

 

アンコール後あっという間に登場して

尋常ではないコンプレッサーがかかったアコースティックギターで速弾きを決めた後

black starに突入

ああ、この日隣にいた弟と一緒これを聴いてイングヴェイに衝撃を受けたんだ、もう21年くらい前のことだぜ

人生はミラクルだ

 

最後は1.5倍くらいのテンポで

i'll see the light、このテンポで中間部の様式美ソロを難なく決めるんだからイングヴェイすげえわ

 

ライブ後は仲間と弟、俺も感動で放心状態

 

ギターってどうやって弾けばいいのか

ロックってのはどういう音を出せばいいか

 

ロックンローラーの精神とは?

 

そういったものを理屈ではなく心で感じさせてくれた。

 

ちなみに皆さんに当日の様子を少しお裾分け