もういつになったか忘れたが、アニメか漫画かを

すごい勢いで読んであまりの面白さに我を忘れたのがデスノートだ

 

それから時がたち、ゆっくりの考察動画を見ているうちに

たまらなく読みたくなって、ついつい漫画全巻を大人買い。

 

とはいっても12巻しかないため、大した値段ではないが、

漫画全巻が家にやってくるのはなかなかにうれしいものがあり、

それなりの大きさもあって、小学生のような気分になった。

 

漫画12巻などというものは普通に暮らしていてもあっという間に読めてしまうものだが

デスノートの場合はテーマの重さや展開について考える事

また単純な文字数の多さから一週間以上読むのに時間がかかってしまった。

 

 

面白さに関しては計画通り。

なんなら10年かそれ以上前に読んだ時の方が展開のキレの鋭さに、

夢中になって一気見したのだが、今読んでみると少し中だるみするなぁという感じがした。

 

ここで簡単な紹介

デスノートは名前を書いたものを死なせられる死神のノートを超天才高校生の夜神月が拾い、

ひょんとしたことから犯罪者の名前を書き込んでしまうと、本当に死んでしまった。

月は人を殺してしまった罪悪感に当初苦しむのであるが、

凶悪犯罪者を殺していく事で、犯罪のない「新世界」の神となる事を目指し、

やがては世界一の探偵Lとの超絶な頭脳戦を繰り広げる事になる・・

 

漫画を読んでいて、まず思ったのが月の表情の豊かさである。

月はスポーツ万能、頭脳明晰だが、唯一の弱点がある。

それは他人に負ける事を許せない、そして強敵や邪魔者をだまし討ちにする際、

表情や態度に出てしまうというところがある。

今になって読んでみるとその辺りが、社会を経ている身からすると人間臭く面白かった。

 

またこういうSF作品を読むと勉強になるとも感じた。

例えば社会にデスノートとは言えないまでも革新的な技術や概念が生まれるとする。

僕ら普通に生きている社会人はそういった時にこの技術によってこういった事が可能になるとか、

こういう企業の株があがるとか、お金儲けができるとかは考える。

 

でもデスノートをはじめとするSF作品はそういったものがある社会で

一般の人はどう動くか、大企業はどう動くのか、マスコミや政治はどう動くのか?を書く。

例えばデスノートには「ヨツバ編」という大企業のヨツバという会社を書いた話があり、

たしかにデスノートというものを大企業の幹部が使えるのなら、どうなるのだろうか?が書かれている。

 

実は技術の革新や世の中の分析をしていく中で、それによって人の心がどう動くのか?が

自分は大切だと思っている。

 

次回はデスノートについては肝心な

デスノートが存在したとして、正義の名のもとに悪人を裁いていいのか?について

また本ブログの筆者であるKelly kotowariの私見を述べようと思う。