プログレと言えばキングクリムゾンというくらい
プログレを代表するバンドだと思う。
5大プログレKing Crimson、Yes、Pink floyd、Emerson, Lake & Palmer
Genesisの中でも頭一歩抜ける存在じゃないかなって思う。
その理由は前回紹介したプログレの特徴が半端じゃない程に盛り込まれており、
まさにキングクリムゾンこそがプログレの王様と感じるからだ。
そしてクリムゾンは常に音楽性を変えていくのだが、
その一つ一つが後のプログレや他ジャンルの定番になっていったことを考えると
売り上げなどそういったことを除いても、音楽の歴史に残したものはとても大きい。
そんなクリムゾンと言えば、やはりデビュー作のクリムゾンキングの宮殿は外せない。
クリムゾンキングの宮殿全ての曲を紹介したいのだが、
ヘヴィメタルのさきがけにもなった21世紀の精神異常者は外せないだろう
このアルバムが出た後も音楽性を変えていくのだが
僕が個人的に大好きなのは3枚目のリザード、そして4枚目のアイランズだ。
リザードのB面全てを使った壮大な名曲リザードはこれ一曲で
プログレが語れてしまうほどの曲で、美しいメロディを
クラシカルにジャジーに展開させていく、こういうものを芸術というんだと思う。
そしてIslands、これはクリムゾンの美しさが全て詰まった超名曲で
聴くと何とも言えない儚さに胸がいっぱいになる。
クリムゾンの狂気や実験性を表す曲としては太陽と戦慄だろう。
そしてプログレと言えばスターレスと言われる
代表曲をそんなに好きにならないひねくれものの私ですら、
やっぱスターレスだよなって言ってしまう名曲中の名曲
実はこれ以降のクリムゾンはあまり好きじゃないが
後の世に影響を与えたと言えば、ディシピリンではないかと思う。
ライブの映像をあげるが、修行僧のようだ。
最後にクリムゾンの絶対的なリーダーであり、本物のアーティスト
超スーパーギタリストロバートフリップについて紹介しよう。
ロバートフリップは音楽家というよりも学者ではないのかと疑ってしまうような人物だ。
しかし彼の人生を賭けた実験と芸術の探求が、後の世に残した影響はあまりにも大きいと思う。