先日QUEENのライブに行って、改めてQUEENの素晴らしさを体感してしまった。

 

やっぱり一人の人間として生きていると日々いろんな事をやらないといけないし、

音楽だってずっと聴いていられないというのも現状なのである。

 

洋楽で一番好きなんて自負しているQUEENに至っても少年の頃は飽きるほど聴いていたけれど、

今となってみたらたまに酒のつまみでレコードで「オペラ座の夜」を流すか

ふと思い出して電車で好きな曲を1,2曲かける程度なのである。

 

だがQUEENのライブの中で、アダムが歌い、ブライアンとロジャーが演奏をするのを見て聴いていると

ひしひしと俺は自分が思っている何倍もQUEENが好きなんだなと気づく事ができたのである。

 

とするともうやる事は決まっている。紹介する事である。

 

今回は書き出しとしてQUEENについての基本を書いておきたい。

 

QUEENはイギリス・ロンドン出身のロックバンドで、世界中で3億枚近くの音楽作品を売り上げた

史上最も売れたアーティストの一組である。

 

またカリスマ性のある天才ボーカリストであり作曲家フレディーマーキュリーがいたことから、

時代によって様々な音楽性に変化したにも関わらず、どの時代にも不変的なヒット曲を量産してきた

まさに世界一の音楽グループの一つと言っても過言ではないグループである。

 

ボーカル・ピアノはフレディーマーキュリー

私がここに書くまでもない著名な人物だが、驚異的な表現力と絶対的な音域と音感を持ち合わせたスーパーボーカリスト

また、クラシック音楽をベースとした美しいピアノ演奏ができるスーパースターである。

様式美と新しいもの好きな二面性を持ち合わせた天才的な作曲家でもある。

そしてその命を縮めてしまったエイズのもととなった所謂バイセクシャルで、

その独自な感性もまたバンドを大きく引き上げた。

 

ギターはブライアンメイ

父親と共に暖炉の木材から作ったレッドスペシャルというギターとVOXというアンプを使い、

一度聴いたらこの人の音だとわかる独自の音色を奏でるスーパーギタリスト。

多彩な表現力はギターを管楽器のように、鍵盤楽器のようにも聞かせ、

シンセサイザーがまだない時代にもオーケストラのような壮大なサウンドをバンドに付加してきた。

またテクニックに頼らない美しいメロディーのギターソロも素晴らしく、

特にギターをオーケストラのように重ねていく手法は多くのギタリストに影響を与えた。

 

暖かくまろやかな歌声も特徴で彼の歌う曲はコンサートでもアルバムでもちょっと心が和んだりする。

QUEENの強力なコーラスワークでは主に中低音を担当。

 

ベースはジョンディーコン

一見目立たないベーシストだがものすごく安定感のあるプレイと、

芯がありつつもまろやかな低音でQUEENサウンドを支える。

また個人的には彼のメロディーセンスはフレディーに勝るとも劣らないもので、

「地獄へ道連れ」等のヒット曲を多数書いた。

 

ドラムはロジャーテイラー

バンド一のイケメンとして知られており、最も純粋なロックンロール・ハードロックに近い男。

ハードでシンプルなドラミングと、超ハスキーボイスでバンドを支える。

名曲ボヘミアンラプソディーのハイトーンコーラスは彼なしでは無理だったのではないかと思われる。

ディーコン以外の三人でのコーラスがQUEENサウンドの根幹を支える絶対的なオリジナリティであり、

三人で幅広い音域をまかなえたのはまさに神が与えた奇跡と言わざるを得ない。

 

さてメンバー紹介を軽くやってみた。

上記のようにQUEENは時代ごとに大きく変化をしていく為、本ブログにおいても

時代ごとに着目し、おすすめの曲を書いていく次第ではあるが、

個人的にはやはりフレディーマーキュリーのクラシック音楽を彷彿させるピアノ、

そしてギターのブライアンメイが奏でる独自の音色のギターが、

まさに女王というバンド名そのままにロイヤルな雰囲気に絡む70年代のQUEENを推していると

自分のスタンスについても紹介をしつつ、次回からの楽曲紹介に入っていこうと思う。