テレビを見たり、いろいろと話を聞いたりすると

我々が外で集まって飲み会をするという感覚で、

田舎では鍋をやったりすることがあるらしい。

 

みんなで具材やおかずを持ち込んだり、酒を買ってきて宴会をするのだ。

 

特に面白いなと思ったのは愛媛県のいもたきという文化だ

このいもたきはお鍋の主役が名産の里芋となっており、

その里芋をどれだけ美味しく食べるかを考えて、

肉や出汁、ほかの具材を配置していく文化で、

 

なんと秋にもなってくると、河川敷などでは、

いもたきのセットを貸してくれて、お友達と集まって、

お外で鍋を食べて、虫の声や川の音、夜の月を見つめて、

お酒を飲んで語らい、秋の訪れを知るという文化らしい。

 

こういう風流が全国津々浦々にあるところが日本の大きな魅力である。

 

都会とか田舎とかそういう言葉で上下を図るわけでは決してなく、

ただ単に区分をするためにそのような言葉を使うわけだが、

 

我々都会の民は、普通に居酒屋やレストランに集まり、パーティーをする。

 

そういうのも良いし、特に会社や組織はその方が都合の良い場合も多いとは思うのだが

 

あえて言おうか、本当に親しい間柄であれば鍋パーティーをしようと。

 

 

 

上の写真は私が適当に鍋のもとに肉やキノコ、無駄に余っていたキムチをぶち込み煮込んだものだが、

非常に持ちがよく、栄養満点で美味しかった。

これで酒は飲んだわけではないが、大概の酒は合わせられそうな味だし、お米も食べれる。

 

おかずをあんまり準備しなくてもいいし、いろんな人が集まればスーパーとかで物を買い足してアレンジしていく

最後はラーメンなどを入れて締めても面白いなと思った。

 

缶のお酒や具材はみんなで買って集めて、蒸留酒は家のものを飲めばいい。

 

まあこういう鍋の素を使った適当なやつでも十二分に面白いし、楽しいんだろうが

個人的にはみんなの財力や見栄を駆使したすき焼きをやってみたい。

どうせ飲み屋に無駄金を落としているんだから、そのお金で和牛を買って、

いい日本酒でも飲みながら、贅を尽くすのも粋だろうと思う。

 

最低限の常識を守ってくれるメンバーなのであれば、なんなら私の家で開催してもいい。