ども

 

遠出をするとどこか身体が汚い気がして、脂汗を流すために深夜に一人風呂。

一杯やるか迷いながら筆をとっている。(ブログは思った時に書き、いい感じのタイミングで投稿している。)

もう35にもなったけど、こうして新しい経験ができること、自分の幸運にすごく感謝している。

 

恩師の田尻先生のつながりあってザ・ライフ・カムパニイさんの舞台に御招待頂き

元町・中華街にてホスピタル・ホスピタルという素晴らしいミュージカルを鑑賞し、田尻先生と蒲田で飲んで帰ってきた。

 

田尻先生は実は大学の恩師だ。

誰もが知るような素晴らしい作品もあるような作曲家であるが、フレンドリーな感じに甘えて、

すごく失礼なことをした事もあったし、いかれた音楽を提出した事もあった。

それでもゆるく優しく指導してくれた先生に脱サラのこのタイミングで再会した幸運に感謝したい。

 

そんな先生の縁もありこちらに招待いただき、千葉ロッテマリーンズのどうしょうもない試合をよそに元町・中華街まで電車で来た。

 

 

 

今日の舞台は横浜人形の家、もしかしたら親が見せてくれたかもしれないが、ミュージカルを見た記憶はほとんどない。

今思い出したけど、横に字幕が流れるオペラは見た記憶があるけど。

 

 

 

 

 

田尻先生と合流し、劇場に入るとなんだか童話のような世界が。

サラリーマンの頃、そしてロックンロールライフではタバコの煙と酒の香りばかり嗅いできたダーティーなライフスタイルにはとても新鮮な

でもどこか郷愁をくすぐられるような気がしながら

劇場に入れてもらうのを待っていた。

 

品目は今日初めて知ったけど、ホスピタル・ホスピタル

 

 

 

 

 

あとあと知ったけど学校なんかでもやられてるくらい知名度のある舞台で、こんないいものを見せてもらったことに今改めて幸運を感じている。

 

舞台を見終えた。

 

ドラマなど見たことは何度もあるが、今目の前で演ずる俳優さん達のなんという迫力か

誇張気味の演技と、場の空気感世界観をありありと伝える劇中歌の数々。

 

この舞台はガンという病をポジティブシンキングで治してしまったという実話を元にした話という。

心を前向きにして積極進取の姿勢をとることにより、なんと体まで治してしまった。

人によってはスピリチュアルに感じる領域の話だけれど、この舞台を見ていると確かに前向きな力が自分を、そして生きる世界を良くしていくのだと

ストーリー仕立てだからこそよくわかり、なんとなく最近の自分の哲学にもよくあって、ポロリとやってしまった瞬間もあった。

 

見えない力、それは確かに存在する。

それは自分の成功も失敗も振り返れば偶然のような必然のようなそんな出来事に支配されていると思うし。

ポジティブシンキングが良いことを引き付け、ネガティヴシンキングが悪いことを引き付けるのは、自分、そして他者の人生を振り返れば具体的な事象と説明のつかない出来事を合わせ、理解できるものだ。

すごい力を持って失敗した人、たいしたことないけど明るく人を大事にする人が何か渦のようなものを起こし、一つの大きな組織を作った事も目の当たりで見てきた。

 

そういう見えないけど、たしかに存在する力

こうしたものを根底のテーマとしたこの舞台。

生きる事の素晴らしさ、明るくあきらめない姿勢こそ人間の生きる根源と、認識を新たにさせられました。

本当にありがとうございます😊

 

最後は舞台を主催する元々は劇団四季にもいらっしゃったかぶきひさお先生にも挨拶をすることができた。

舞台では最初の方堅物で嫌なやつ風の演技をされていらっしゃったが

とても温厚で、でも心の底に深い信念を持つ、

まさにアーティストという空気を持たれた素晴らしい方であった。

 

この素晴らしい舞台に関わられた俳優さん、スタッフの皆様、そして田尻先生に深い感謝を申し上げたい。