シャルル王の栄華のころ。:ドルドーニュに伯爵ハイモンがいた。

名門の勇敢な騎士で、兵法に長け、人から敬意を受けていた。

だが、あることから 陛下の不興をかい、領地を取り上げられた。  すると 願いが聞きとどけられぬと知るや兵を起こし、至る所で 強奪と殺戮をくりかえしたのである。

村は荒廃、修道院も略奪死体は街道に累々と横たわり、凄まじい勢いで国土に火が放たれた。

 これに機嫌を損じたシャルル王。やがて、使者を送り込んむ

 だが、ハイモン伯は和議を受け入れず、シャルル王が再度、使者を派遣し、和解に応ずるなら妹のアーヤを妻に差し出してもいいと申し出た。と、竟に、和議が結ばれたのである。     

 Die Geschichte von der vier Heymons-Kinder : Tieck より