『世界の中心で、愛をさけぶ』『月光の囁き』『ギプス』他、4月の映画鑑賞記録2024 | レイモン大和屋の <シネ!ブラボー>

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映画感想、読書感想を備忘録として書いてます。
三浦しをん氏のエッセイを愛読しています。
記憶に残る映画と1本でも多く出会えることを願っています。

4月17日以降に観た映画の簡単な感想です。

公開年度(製作年度)の古い順になっています。

作品評価に明確な基準はなく、皆様の評価と違う際はご容赦下さい。★5が満点 ☆は0.5点

 

 

『壁の中の秘事』1965年

監督 若松孝二

 

団地妻 不倫 浪人生 覗き 倦怠 欲求不満 広島 原爆症

ベトナム戦争 株価 スターリン 格子なき牢獄

★★★★★

 

 

『ゆけゆけ二度目の処女』1969年

監督 若松孝二

 

八月八日朝、八月八日朝、あたしはまだ生きてます

★★★★★

 

 

『狂走情死考』1969年

監督 若松孝二

 

全共闘の活動家が警察官の兄と激論。兄嫁と北の街の逃避行。

若松孝二的風景論的不倫劇?(脚本 出口出(足立正生))

★★★★☆

 

 

『黄金の犬』1979年

監督 山根成之

 

地井武男の凶悪犯、南へ走れ黄金の犬!!奇才山根成之の怪作

★★★★★

 

 

『十階のモスキート』1983年

監督 崔洋一

 

君津東署巡査内田裕也、君津東郵便局へ向かって全力疾走!

強盗の後、「何かあったら俺に相談してくれ」

キョンキョンの竹の子族。タケちゃんの暴力予想屋。★★★★★

 

『時をかける少女』1983年

監督 大林宣彦

 

守ってあげたい あなたを苦しめるすべてのものから

あの世からのメッセージ ★★★★☆

 

 

『BU・SU』1989年

監督 市川準

 

富田靖子の八百屋お七 「東京どうだった?」

 

すみれ色してた窓で泣いていたよ街の角で輪になって輪になって

春の夕暮れ ひとり寂しく泣いていたよ ♬

★★★★★

 

 

『水の中の八月』1995年

監督 石井聰互

 

高飛び込み  博多 渇水 石化病 水の中の葉月(八月)

★★★★★

 

 

『ユメノ銀河』1997年

監督 石井聰互

 

田舎町 バスの女車掌 運転手は殺人鬼? 原作・夢野久作 

命を懸けた恋だから・・・

★★★★☆

 

 

『月光の囁き』1999年

監督 塩田明彦

 

変態高校生の哀しみ トイレに盗聴器 女王へのめざめ?

どこまでも行こう 道はきびしいけれど ♬

★★★★★

 

 

『ひまわり』2000年

監督 行定勲

 

初恋 ひまわり 海難事故 同級生再会 秘密 葬儀の夜

告白 喧嘩 まぼろし 難破船 船出 河村彩 粟田麗

★★★★★

 

 

『贅沢な骨』2001年

監督 行定勲

 

「卒業アルバムの寄せ書きに「人間はいつかは死ぬ」と書いたのは誰だったか。あるはずのものが あることのほうが少ない」

「新谷さん」「ハイ」

★★★★★

 

 

『GO』2001年

監督 行定勲

 

「広い世界を見ろ、そして自分で決めろ」「名前ってなに?」

★★★★★

 

 

『ギプス』2001年

監督 塩田明彦

 

ギプスの女たち 恐怖のスタンガン 復讐の晩鐘

★★★★★

 

 

『BROTHER』2001年

監督 北野武

 

北野武 アメリカ進出 日本ヤクザ VS USAマフィア

渡哲也の総長

★★★★☆

 

 

『下妻物語』2004年

監督 中島哲也

 

東京さ行がなくても、下妻にはジャスコがあっぺ。

★★★★

 

 

 

『世界の中心で、愛をさけぶ』2004年

監督 行定勲

 

「カセットテープが聴けるウォークマンってありませんか?」

あの日、あの時、あの時間、思い出は美しすぎて・・・

★★★★★

 

 

 

『亀は意外と速く泳ぐ』2005年

監督 三木聡

 

「何度も何度も海外行っても、むなしいダしょ」

『ギンナン食べる?」「失礼シマ~ス」

「あずきパンダちゃ~ン」

 

三木聡と感性が合う人だけ面白い映画

★★★★★

 

 

『今度は愛妻家』2009年

監督 行定勲

 

探し物はなんですか 見つけにくいものですか~

 

悲しみのラストはあとにして 思い出の最後は夢にして ♬

 

「行きずりって何よ?」「あ~ら 行きずりも知らないの?

センズリは知ってるくせに」「リコピンは体にいいんだよ」

★★★★★

 

 

『ひとよ』2019年

監督 白石和彌

 

ひとよ 一夜 人世

★★★★★

 

 

『さよならくちびる』2019年

監督 塩田明彦

 

ハルレオ最後の七公演、そして人生はつづく・・・

★★★★☆