s57/1目次と小間に給仕は不要 | wabicyaのブログ

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極侘数寄を目指しています。

侘数寄は心強く大胆にあらねば、道具万ず不如意なる程に、世に有る人と交われば、心劣りせられて肩身つまりて、自ずから茶湯にうとむもの也といいて、ただ胸の覚悟第一ならん(長闇堂記)

数江教一氏による山上宗二記の話の中

利休が、小間には給仕は必要無しと言ったとの山上宗二の文が紹介されてます。












私見補足)

小間に限らず、3人ほどの少人数の茶事ならば、亭主一人でするべきです。

水屋に何人もゴソゴソしていては、なんとなくその雰囲気も伝わりますし

もっと言えば、“裏方”が茶事が仕舞いになってから席に出てきて、客に挨拶するなどもっての他だと思いますね。


せっかくの茶事が台無しだと思います。


黙礼して亭主客共に“余情残心”を心にしたいものです。